のっぴーです。
今回は、「車の走行距離の見方」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車には、さまざまなメーターがついていて、いろいろなことが表示されています。
それにより、自分たちは多くの情報を知ることができ、今日も無事にかつ安全に運転できるのです。
表示には、スピードメーターからサイドブレーキがかかっているかの表示、バッテリーやエンジンオイルが切れていることを知らせてくれる表示など、他にもたくさんあります。
そのなかで、おもにスピードメーターの下に表示されていることが多い、走行距離に関する表示ですが、見方や使い方がわからないという方がいらっしゃいます。
走行距離の見方や使い方を知っていると、さまざまな場面で効果的に使うことができ便利ですので、この機会にぜひ覚えて頂ければと思います。
「走行距離の見方や使い方がわからないという方」
「新車や中古車を最近購入された方」
「これから長距離の運転をする予定の方」
などは、ご覧頂ければとうれしいです。
車の走行距離の見方とは?!
種類によって、表示されている役割や使い方に違いがあります。
走行距離の表示の切り替えは、ハンドル周辺にあるボタンでできるので、運転しはじめる前に、ボタンの位置と表示がどう切り替わるかは、しておくといいでしょう。
走行距離の表示を上手に利用できると、いろいろな情報を知ることができますので、今回詳しくお話しいたします。
走行距離の見方がこちらになります・・・
・ご自身で距離をリセット可能なトリップメーター
・最近の車には、航続可能距離も表示されるようになっています。
それぞれ、効果的な使い方もありますので、詳しく解説していきます。
「運転に慣れるまでの期間と走行距離」や「車の燃費向上させる方法」の記事も、
よろしければご覧ください
車の総走行距離がわかるオドメーター
新車の場合は0キロに、中古車の場合は、売られるまでに走行された距離が表示されています。(新車は厳密にいうと、工場から販売所まで走行されているため、そちらの距離がカウントされています)
「ODD」と表示されているのが、総走行距離を表すものです。
つまり、ご自身がこれまでどのくらい車を走らせたかが一目でわかるのです。
これにより、点検やエンジンオイル、タイヤの交換のタイミングの目安がわかりますし、車をあとどのくらい走行させると寿命がくるかもわかります。
車の寿命は、走行距離で10~15万キロといわれていますが、最近の車は、部品の耐久性がよく長持ちする車が増えたため、20万キロくらいまで走行できるようになりました。
車を長い間、長い距離走行させるためには、やはり日々の運行前点検と定期的な専門の方に点検して頂くことは、かかせませんので、こまめにメンテナンスをすることを心がけましょう。
また、中古車の購入をお考えの方は、購入のポイントとして、ぜひ現状の総走行距離を確認することをおすすめします。
現状の総走行距離と、ご自身が走行する予定の距離と、どのくらいの期間購入した車に乗り続けるかを、照らし合わせて、車を購入するようにしましょう。
・これにより、点検やエンジンオイル、タイヤの交換のタイミングの目安がわかりますし、車をあとどのくらい走行させると寿命がくるかもわかります。
・中古車の購入をお考えの方は、購入のポイントとして、ぜひ現状の総走行距離を確認することをおすすめします。
ご自身で距離をリセット可能なトリップメーター
だいたいの車が、「TRIP A」と「TRIP B」の2種類があり、表示の切り替えボタンを長押しすると、リセットすることができます。
トリップメーターの有効な使い方としては、ガソリンを給油した時にリセットをしておいて、前回ガソリンを入れてから、どのくらい走行したかをわかるようにしておくのがいいでしょう。
また、点検やエンジンオイルの交換をしたときにリセットすれば、次回の点検や交換時期の目安としても使えます。
長距離の運転の場合は、2種類あるのをうまく利用して、両方とも出発時にリセットしておいて、1つはガソリンを給油するごとにリセットして、もう1つは、リセットしないで走行し続けると、ガソリンをいれてから走ったら距離と、出発してからの距離が一緒にわかるので、おすすめです。
その他にも、休憩ごとにリセットさせて、休憩からどのぐらい走行したかを知るためや、今いる観光地でリセットして、次の観光地までどのくらい距離があるか測るためなど、使い方はいろいろあります。
ぜひ、ご自身ならではの使い方をみつけて工夫してみてください。
・トリップメーターの有効な使い方としては、ガソリンを給油した時にリセットをしておいて、前回ガソリンを入れてから、どのくらい走行したかをわかるようにしておくのがいいでしょう。
・使い方はいろいろあるので、ぜひご自身ならではの使い方をみつけて工夫してみてください。
最近の車には、航続可能距離も表示されるようになっています。
航続可能距離とは、今のガソリンの量と燃費で、あとどのくらい走行可能かを表したものになります。
これにより、ご自身であとどのくらい走行できるかを計算する手間がはぶけて、ボタン1つですぐにガソリンが空になるまでに可能な走行可能がわかるようになりました。
表示のされ方は、スピードメーターの下あたりにオドメーターやトリップメーターとは別枠で表示されたり、ボタンの切り替えでトリップメーターの次に表示されたりなど、車によってまちまちです。
航続可能距離は、ある程度は正確ですが、燃費によって前後します。
なので、燃費がよくない区間や走行のしかたをすると、いきなり航続可能距離が減る可能性もあるため、ぜひ余裕をもってガソリンスタンドで給油するようにしましょう。
もちろん、燃費のいい走り方をすると航続可能距離は延びますので、1回の給油でできる限り長い距離を走りたい方は、燃費のいい走り方をするのがおすすめです。
・表示のされ方は、車によってまちまちですので、ご自身で操作するか車の説明書を読んで、確かめましょう。
・燃費がよくない区間や走行のしかたをすると、いきなり航続可能距離が減る可能性もあるため、ぜひ余裕をもってガソリンスタンドで給油するようにしましょう。
さいごに
知っていると、効果的に使えるので、ご自身の運転のいいサポートになります。
上手に使ってうまく活用すれば、普段の運転がスムーズになるだけでなく、車を長持ちさせたり車を買い替える時期も、決めやすくなります。
ぜひ、走行距離だけでなく、他の表示もうまく使って、よりよい運転ライフを送れるように、がんばっていきましょう。
あらためて、走行距離の見方についてです・・・
・ご自身で距離をリセット可能なトリップメーター
・最近の車には、航続可能距離も表示されるようになっています。
運転が上手でスマートな方は、車の機能や表示の活用方法も、上手に使いこなせます。
運転面だけにとらわれがちですが、車の機能面などについて詳しくなると、意外と運転が上手になる近道だったりもするので、ぜひ車に関する知識をどんどん取り入れるようにしましょう。
自分からも、記事をとおして、みなさんの知識を増やしたり深めてたりすることのサポートができればと、思いますので、今後もよろしくおねがいします。
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