のっぴーです。
今回は、「まっすぐ走行しているのにハンドルがとられる原因」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車にはさまざまなトラブルが生じるときがあります。
そのため、トラブルを未然に防いだりトラブルが起きた際に適切に対応することが求められます。
外的なトラブルや車のメーターパネルやカーナビなどで表示されるトラブルなら、すぐにわかるので、あらかたの対応をすることができます。
しかし、トラブルのなかには原因不明のものもあります。
そのなかの1つにまっすぐ走行しているのに、ハンドルがとられるという現象があります。
今回は、まっすぐ走行していてもハンドルがとられるのはなぜかを深掘りしていきます。
実際にハンドルがとられている方や今後、ハンドルをとられるトラブルにみまわれた際などの参考にしていただければと思います。
まっすぐ走行しているのにハンドルがとられる原因とは?!
ハンドルがとられるとは、ハンドルをまっすぐの状態にしているのに、左右のどちらかにふらついたりよれたりする状態のことをいいます。
ハンドルがとられる状態のまま走行していると、通常の運転時もさることながら、突然のできごとに対応するのが難しくなる可能性もあり、大変危険です。
ハンドルをとられる原因はいくつかありますので、原因をしっかり判断して適切な対処や修理を行う必要があります。
原因によって対処方法や修理の方法は異なります。
まずは、ハンドルがとられる原因をしっかり理解して、もしハンドルがとられる現象が起きた際に落ちついて対応できるようにしていきましょう。
ハンドルがとられる原因はこちらです・・・
・ホイールバランスが悪い
・ブレーキが片方だけ効いている状態になっている
原因はさまざまあり、しかも原因となる部分もさまざまなため、しっかり理解してもしトラブルがあった際は、適切にチェックすることが大事です。
1つずつ、説明をします。
「ハンドルがぶれる原因」についての記事も、よろしければご覧ください。
タイヤの空気圧の左右のバランスが悪い
ハンドルがとられる原因としてまず考えられるのが、タイヤの空気圧のバランスがとれていないケースです。
タイヤの空気圧は、走行していると抜けるため、だんだん減っていきます。
そのなかで、路面の状態などにより左右均等に抜けないため、空気圧に偏りがでる場合があります。そうすると、車体が傾くため結果ハンドルがとられることにつながります。
空気圧が標準値より低いと、ハンドルがとられるだけでなくタイヤの痛みも早くなりますし、車の燃費も悪くなるため、あまりいいことはありません。
これを防ぐためには、日ごろからタイヤの空気圧をチェックして、少なくなっている場合は空気圧を補充する必要があります。
タイヤの空気圧のチェックや補充は、ガソリンスタンドで行うのが一番効率的です。
ガソリンの給油の際に店員さんにおねがいして、こまめに確認するようにしましょう。
・空気圧が標準値より低いと、タイヤの痛みも早くなりますし、車の燃費も悪くなるため、あまりいいことはありません。
・タイヤの空気圧のチェックや補充は、ガソリンスタンドで行うのが一番効率的です。
ホイールバランスが悪い
ハンドルがとられるのは、ホイールバランスが悪いことも原因として考えられます。
ホイールバランスが傾いていると、車体は傾くため必然的にハンドルがまっすぐな状態でも、車は曲がって走行します。
ホイールとはタイヤの中心にある、いわばタイヤを支えている部分で、タイヤの基盤ともいえる部分です。
車を安全にかつ安定感をもたらすためには、タイヤと同時にホイールの質も重要になってきます。
ホイールバランスは、通常は正常に保たれているのですが、車は地面や障害物、落下物などから、さまざまな衝撃を受けるため、その影響でホイールバランスが傾くことがあります。
ホイールバランスの崩れは、見た目ではなかなかわかりづらいため、異変を感じたらディーラーやカー用品店などで、専門の方にみていただくといいでしょう。
車は、消耗品ですしさまざまな部品で構成されていることもあり、意外ともろいところがあります。
こまめなメンテナンスや専門の方による点検をおねがいするようにして、しっかりケアしていきましょう。
・ホイールバランスは、車がさまざまな衝撃を受ける影響でホイールバランスが傾くことがあります。
・異変を感じたらディーラーやカー用品店などで、専門の方にみていただくといいでしょう。
ブレーキが片方だけ効いている状態になっている
ハンドルがとられる原因としてブレーキが絡んでいることもあります。
簡単にいうと、ブレーキペダルを踏んでいないのに、ブレーキが勝手に作動してしまっているという現象です。
通常、ブレーキペダルを踏むとブレーキシステムが作動して車にブレーキがかかるのですが、だんだん使っていくとブレーキシステムが勝手に作動してブレーキをかけてしまうことがあるのです。
ブレーキシステムは、厳密にいうと左右の2つに分かれており、左右のどちらかが作動してどちらかが作動していないと、結果ハンドルがとられることにつながります。
ブレーキシステムは内部にあるため、ご自身がみてもなかなかわからづらいです。やはり、専門の方にみてもらうのが一番になります。
ブレーキシステムが勝手に作動するトラブルは、ハンドルがとられるだけでなくブレーキにもトラブルがでる可能性があり、大変危険ですので、早めに修理するようにしましょう。
・ブレーキシステムは、左右のどちらかが作動してどちらかが作動していないと、結果ハンドルがとられることにつながります。
・ブレーキシステムが勝手に作動するトラブルは、大変危険ですので早めに修理するようにしましょう。
さいごに
ハンドルがとられるのは、いざというときに困るため、早めに直すのがおすすめです。
原因がわからない場合はディーラーやカー用品店で専門の方にみていただくようにしましょう。
また、ご自身はまっすぐ走行しているつもりでも、実はふらついたりよれたりしている可能性もあるため、しっかりしたラインで走行できているかはつねに確認する必要があります。
また、ハンドルがとられないように日ごろからこまめなメンテナンスや専門による点検をおねがいすることも大切です。
点検は、半年に1回はおねがいした方がいいでしょう。
車をもっと快適に楽しくのるために、未然にトラブルを防ぐのと、万が一トラブルが起きた際は、早めに適切な方法で対処するようにおねがいします。
あらためて、ハンドルがとられる原因のおさらいです・・・
・ホイールバランスが悪い
・ブレーキが片方だけ効いている状態になっている
いづれにしても、そのまま走行するのは危険ですので、少しでも異変を感じたら、親しみのあるところか最寄りのところで点検するようにしましょう。
今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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