のっぴーです。
今回は、「車の全長と運転の際に関わること」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車社会が発展していて、現在ではさまざまな種類の車が街中で走行しているのをみかけるようになりました。
もはや、自分と同じ車種の車をみつける方が珍しいくらいになっています。
車によって性能や形に違いがあり、それが車の特徴につながっていますが、その車の運転になれるためには、その車の性能や形の感覚、いわゆる車両感覚を早めに身につけることがコツだったりもします。
そんななかで、車の全長というものが車両感覚と大きな関わりがあるのです。
安全にかつスムーズな運転をしていくためには、車の全長を認識していなくてはいけません。
車の全長とは、果たしてどういうものなのか、また全長が関わってくる場面はどういうところなのか、詳しくお話ししていきます。
車の全長をしっかり認識して安全な運転を心がけましょう。
車の全長と運転の際に関わることとは?!
車には、車ごとの性能や形の違いがあります。
形については、高さだったり幅だったりとさまざまな要素がからみあって、形成されています。
形が違うとわかりやいのが、パッとみたときの見た目がまず違ってくるので、デザイン性という部分が大きく関わってきますが、実は形が違うと、運転自体にも影響がでてくるのです。
普段の運転中では、あまり違いを感じることが少ないかもしれませんが、ところどころの場面で影響を感じることがあるため、その場面と感覚を忘れないで今後の運転に活かしていく必要があります。
全長に関しても同様で、全長が運転に影響を与えている場面というのが、案外ありますので、それを認識しているだけでも、運転の難易度はかなり下がります。
運転をスムーズに上手に行うためには、運転技術の向上も大事ですが、いろいろな知識を深めていくことも必要ですので、その1つとして車の全長に関しての知識を養っていきましょう。
車の全長に関するポイントがこちらです・・・
・全長が長いほど右左折の際に内輪差が大きくなります
・駐車の際、全長が長いほど難易度が高くなります
車の全長が運転に関わる場面とご自身が普段運転している車の全長をしっかり理解して、より快適な運転ライフを送りましょう。
1つずつ、詳しく解説をしていきます。
「車の内輪差をしっかり認識するコツ」についての記事も、よろしければご覧ください。
車の長さのことを全長といいます
まず、全長とは車の長さのことをいい、車は基本的に全長・幅・高さによって構成されています。
つまり、車のボンネットの先の先端から、トランクがある最後方までの長さのことを全長といいます。
軽自動車などは、コンパクトに設計されているため全長は短くなりますが、逆にトラックなどは荷物を大量に積み込みする必要があるため、必然的に全長は長くなります。
車によって、全長はほんとにまちまちですので、車によって全長が違うことを意識しながら街中を運転するだけでも、安全への意識はかなり変わってきます。
まずは、車検証や車の説明書をみてご自身が運転する車の全長がどのくらいの長さあるのか数字でしっかり認識したうえで、運転していくにつれてだんだん、全長を身体で感じる、いわゆる車両感覚を身につけていけると効果的です。
車の全長によって、運転のしかたは変わってきます。
車の全長によって、操作方法や感覚が違ってくるので、そのあたりを自然とつかめるようになると、どのような車に乗っても対応することができるので、運転の幅が広がります。
・車によって全長が違うことを意識しながら街中を運転するだけでも、安全への意識はかなり変わってきます。
・車の全長によって、運転のしかたは変わってきます。
全長が長いほど右左折の際に内輪差が大きくなります
全長が影響する場面として、右左折があげられます。
全長によって右左折の感覚も適切な操作方法も変わってくるため、ある程度意識して運転する必要があります。
車の全長が長いほど、前輪と後輪の長さも長くなるため、内輪差が大きくなります。
つまり、全長が長い車ほど右左折の際に、内側に切れ込みやすくなります。
そのため、全長の長い車は左折時のバイクや自転車の巻き込みや右折時の内側を回りすぎて、周りの交通の方々のご迷惑にならないように気をつけなければいけません。
全長の長い車で右左折する際は、通常より大きくふくらんで曲がるとスムーズに回ることができます。
その際、大きくふくらむのと全長が長い分で右左折にかかる時間も長くなりますので、速度をゆるめることとしっかり周囲の確認を徹底する必要があります。
全長が長いなかでも、ボンネットが長いか後方が長いかによっても右左折のしかたは変わってきますが、とにかくご自身の安全と周りの方々への配慮のある右左折を心がけていきましょう。
・全長の長い車は左折時のバイクや自転車の巻き込みや右折時の内側を回りすぎて、周りの交通の方々のご迷惑にならないように気をつけなければいけません。
・ご自身の安全と周りの方々への配慮のある右左折を心がけていきましょう。
駐車の際、全長が長いほど難易度が高くなります
駐車も、全長による影響がでる行為です。
車には駐車しやすい車と駐車しにくい車というのが存在するため、それを知っているだけでも、駐車への慎重さが生まれてより安全に駐車することができます。
単純に、全長が短い車の方が小回りがきくため、基本的に駐車がしやすくなります。
また、駐車マスに入れる分量も全長が短い車ほど少なくてすみます。
とはいっても、全長の長い車でも工夫をして駐車すれば、スムーズで安全な駐車が可能です。
ただ、全長の短い車よりは周りへの警戒心をもつことをおすすめします。
全長の短い車でも長い車でも、基本に忠実に行えば、しっかり駐車できますので、あわてることなく落ちついて行うようにしましょう。
特に、全長の長い車を駐車させる際は、スペースを広く使うことを意識すると、駐車がしやすくなります。
もし、駐車のイメージがつきづらい場合は、一度車から降りて駐車のシミュレーションをしてみることも有効です。
普段乗りなれていない車を運転する際は、実際に運転しはじめる前に、駐車の感覚をつかむために、駐車の練習をすることも効果的ですので、時間にゆとりのある方はためしてみましょう。
・全長の長い車でも工夫をして駐車すれば、スムーズで安全な駐車が可能です。
・普段乗りなれていない車を運転する際は、実際に運転しはじめる前に、駐車の感覚をつかむために、駐車の練習をすることも効果的です。
さいごに
車の全長が意外と運転に関わってくることを解説して参りました。
全長が短い方が正直運転に必要なレベルは下がりますが、その分性能や内装の広さや充実さもそれなりになります。
一番ベストなのは、どの車でもそつなく運転ができることです。
ご自身で車をお持ちの方はなかなか他の車に乗る機会が少ないかもしれませんが、レンタカーなどで普段運転しない車の運転をしてみるのも、いい経験になるのでおすすめです。
普段より全長の長い車を運転する際は、特に右左折と駐車の際気をつけていただいて、なるべく狭い道を通らないように運転しましょう。
全長の長い車で狭い道に入ってしまうと、立ち往生になる可能性が高いのです。
まずは、どちらの車に乗るにせよ基本の操作の確認と車両感覚と運転感覚を早い身につけることを意識して、適切な運転ができるように心がけていきましょう。
あらためて、車の全長についてのおさらいです・・・
・全長が長いほど右左折の際に内輪差が大きくなります
・駐車の際、全長が長いほど難易度が高くなります
全長が長い車を運転する際は、特に気をつけて運転していただければと思います。
全長の長い車を乗りこなせるようになると、もっと運転の世界が楽しくなってきますので、ぜひがんばっていきましょう。
今後も、運転に関するさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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