のっぴーです。今回は、「ワイパーの使い方・動かし方」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車の機能の1つであるワイパー。普段の運転では使用する機会は少ないかもしれませんが、雨や雪なのど悪天候の際には大活躍する機能です。
ワイパーがないと、雨や雪のなかを走行するのは困難に等しいこともあり、車を運転される方ならみなさん使用しますし、知っている機能になります。
そんなワイパーですが、雨や雪の日に使用するのはわかっていても、実際に正確に全ての機能を使いきれていない方もいらっしゃるのでは。
ワイパーの使い方・動かし方をどれだけ知っているかで、悪天候での運転のしやすさはかなり変わってきます。
今回は、ワイパーの基本的な使い方や動かし方から、意外と知られていない使い方まで、幅広くお話ししていきます。ぜひ、参考にしてみてください。
ワイパーの使い方・動かし方とは?!
教習本でも雨の日の走行の項目で、さらっと触れられている程度です。
雨の日の教習なら必然的にワイパーを使用することになりますが、教習の時間帯が晴れだったら、別段教官の方からもあえて教えていただくこともありません。
とはいえ、実際に運転する際は、晴れで好条件のなかだけではないので、悪天候のなかの運転にもしっかり対応するために、ワイパーの使い方はできればほとんどモーラしておく必要があります。
また、運転をしていればしているほどあるいは長距離の運転になればなるほど、悪天候に見舞われる可能性は高くなるため、ワイパーを使用することによる、悪天候のなかでも安定感のある運転をすることが求められます。
今回のポイントはこちら・・・
・レバーにはいくつか段階があり、下に倒すほどワイパーの速度が速くなります
・通常位置より上にレバーを上げると1往復だけワイパーが動き、レバーを手前に動かすとウォッシャー液が出てきます
一言でワイパーといっても、操作方法や機能については細かく分かれているため、1つ1つをしっかり認識して運転する必要があります。
1つずつ、詳しく説明をします。
「ハイビームのやり方」についての記事も、よろしければぜひご覧ください。
国産車なら、ハンドルの左側にあるレバーがワイパーのレバーになります
たまに、ワイパーのレバーとライト・ウインカーのレバーを間違えて操作してしまう方がいますが、これらの間違いは運転にそれほど影響は出ないものの、気がつかないままずっと間違っていると、自分自身や周りの方々に少しずつ影響がでてきてしまうので、間違いに気がついたら、すぐに修正するようにしましょう。
位置がわかれば、あとは雨や雪の際に実際に使用するだけですが、ワイパーにもレバーの上下や手前に倒すなどで、いろいろと機能が変わってきます。
ワイパーを正しく使用することで、悪天候の際でも、フロントガラスや車種によってはリアガラスをクリアにして、視界を保つことができるので、かなり重要です。
また、ハンドルの左側がワイパーのレバーなにのは国産車の場合で、海外製の車では国によっては日本と違い右側通行のところもありますので、それに伴い左右のレバーの働きが逆になるケースもありますので、覚えておくといいでしょう。
・ワイパーを正しく使用することで、悪天候の際でも、フロントガラスや車種によってはリアガラスをクリアにして、視界を保つことができます。
・海外製の車では国によっては日本と違い右側通行のところもありますので、それに伴い左右のレバーの働きが逆になるケースもあります。
レバーにはいくつか段階があり、下に倒すほどワイパーの速度が速くなります
雨や雪の降っている量に応じて、レバーの角度を変えるのが有効です。
基本的には、元の位置より角度をつけないと、ゆっくりワイパーが動き、角度をつけにつれて速くワイパーが動くようになります。車によってワイパーの速度に違いはあります。
特に、元の位置から1つ下に倒した状態の場合、一定間隔をあけてワイパーが動くようになるのですが、その一定間隔の長さをレバーの根元側についているダイアルで調整することができる車もあります。
少量の雨や雪の場合は、こちらのダイアルで調整しながら、視界をクリアに保てる範囲でワイパーを動かすと効果的です。
いろいろ調整してみて、ベストの間隔をみつけましょう。
もし、雨や雪が激しくて現状のスピードのワイパーでは、視界を保つことが少しでも厳しく感じたら、ためらわずにどんどんレバーを下に倒して、速い速度のワイパーを使用することも大事な心がけです。
・元の位置から1つ下に倒した状態の場合、一定間隔をあけてワイパーが動くようになります。
・視界を保つことが少しでも厳しく感じたら、ためらわずにどんどんレバーを下に倒して、速い速度のワイパーを使用することも大事な心がけです。
通常位置より上にレバーを上げると1往復だけワイパーが動き、レバーを手前に動かすとウォッシャー液が出てきます
ワイパーの通常位置より上にあげると、ワイパーが1回だけ動きます。これは、下に倒した場合と違い1往復したら、ワイパーの動きは止まります。また、上にあげている間はワイパーが動くようになります。
そして、ワイパーのレバーを手前にクイッと動かすと、エンジンルーム周辺にあるウォッシャー液のタンクから、ウォッシャー液が出てきます。
レバーを手前に倒している間はウォッシャー液がでてきて、ある一定の長さ倒していると、同時にワイパーも動くようになります。
このように、単発のワイパー動かしやウォッシャー液の噴射も上手に使えると、フロントガラスの視界をクリアに保つことができ、運転を安全にすることができます。
・レバーを手前に倒している間はウォッシャー液がでてきて、ある一定の長さ倒していると、同時にワイパーも動くようになります。
・単発のワイパー動かしやウォッシャー液の噴射も上手に使えると、フロントガラスの視界をクリアに保つことができ、運転を安全にすることができます。
さいごに
悪天候のなかでの運転はワイパーの使い方がカギといっていいほど、ワイパーの役割は重要であり、なかにはフロントガラスだけでなくリアガラスにもワイパーのついている車がありますので、そのような車では積極的にリアのワイパーを使用するようにしましょう。
またワイパーはゴムでできており、使用しているとだんだん劣化していきます。
なので、ゴムが劣化していると感じたら、すぐに交換するようにしましょう。交換は、カー用品店やガソリンスタンドで行うことができます。
ぜひ、ワイパーを上手に使って雨や雪のなかでも臆することなく、落ちついて運転できるようにしましょう。ただ、ワイパーが効果を発揮しないほどの激しい雨や雪の場合は、なるべく運転をひかえるようにしましょう。
あらためて、今回のポイントのおさらいです・・・
・レバーにはいくつか段階があり、下に倒すほどワイパーの速度が速くなります
・通常位置より上にレバーを上げると1往復だけワイパーが動き、レバーを手前に動かすとウォッシャー液が出てきます
ワイパー1つとっても奥深く、さまざまな操作方法や機能があるので、そこが運転の底知れない魅力でもあるといえます。
今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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