のっぴーです。
今回は、「こまめな点検や交換が必要な車の消耗品」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車には、いくつか消耗品があります。
なかには、車にとって重要な部品もあるため、ほっておくわけにもいきません。
定期的な点検や交換は、車をいい状態で長く乗るためには必要なことです。
また、安全や安心のためにも点検や交換は大事になります。
消耗品に関しては、車を運転すればするほど消費していきますので、部品ごとに決められた時期や目安がきたら、早めに交換するといいでしょう。
では、車のなかでもとくに大切な消耗品とはなんなのか。
交換の時期や目安にもふれながらお話しして参ります。
こまめな点検や交換が必要な車の消耗品とは
点検については、その日のはじめて運転する前には、必ず運行前点検をするようにしましょう。
全項目行うのは大変かもしれませんので、重要なところだけでも点検するのがおすすめです。
ご自身で、点検できない部品は半年に1回くらいのペースで、専門の方にみてもらうようにしましょう。
もし、点検して交換が必要な部品があったらすぐに交換すれば、車は長持ちします。
車は、さまざまな部品がそれぞれの役割を果たすことにより動きます。
どちらかに異常があると連鎖(れんさ)するように、他の部分にも異常があらわれはじめます。
そうならないためにも、こまめな点検や交換を心がけて、いつまでも安心してご自身の愛車に乗れるように心がけていきましょう。
こまめな点検や交換が必要な車の消耗品がこちらになります・・・
・エンジンオイル
・バッテリー
こちらの3つは、車の部品のなかでも特に大切な部品になります。
しっかり、メンテナンスして快適な運転をしましょう。
1つずつ、詳しい説明をしていきます。
「車を長く乗るためにするべきこと」や「自動車のエンジンオイルの交換時期・目安」、「バッテリーあがりの対策方法」についての記事も、よろしければご覧ください。
タイヤ
まずは、タイヤです。
タイヤは車のなかでも最重要部品になります。
タイヤのメンテナンスはしっかりして、性能のいいタイヤを装着することは、車の運転と維持にはとても大事です。
タイヤは、車と地面が唯一接している場所で、タイヤが回ることにより車は走行しますし、右や左になどご自身のいきたいところへいけるのです。
タイヤは、走行するたびにすり減ります。すり減るとタイヤの溝が浅くなるため、グリップ力が落ちます。
すると、ブレーキをかけてから停まるまでの距離が長くなります(特に、地面が雨や雪で濡れていたり凍っていたりすると、如実(にょじつ)にあらわれます)
また、タイヤは亀裂や損傷などのダメージを受けることもあります。
亀裂や損傷があまりにもひどい状態で、走行しつづけるといずれはタイヤがバースト(破裂)します。
毎回の運転前点検では、タイヤの磨耗・亀裂・損傷がひどくないかのチェックをしっかり行いましょう。
空気圧の定期的なチェックも忘れずに。
・タイヤは、走行するたびにすり減ります。また、亀裂や損傷などのダメージを受けることもあります。
・毎回の運転前点検では、タイヤの磨耗・亀裂・損傷がひどくないかのチェックをしっかり行いましょう。
エンジンオイル
車を起動させて動く基盤となっているのがエンジンです。
そのエンジンを潤滑に正常に働かせる役割をもっているのがエンジンオイルになります。
エンジンがしっかり働かなければ、車を動かすことはできないことはおろか、車を起動させることすら難しくなります。
エンジンオイルも、走行すると減っていきます。
こまめに、エンジンオイルの量を確認して基準値よりも減っていたりオイルのベタつきがすごい場合は、交換をするようにしましょう。
交換の目安としては、走行距離5000キロか半年に1回になります。
どちらかの目安を迎えたらカー用品店かディーラーなどで、交換することをおすすめします。
エンジンオイルをしっかりメンテナンスしていると、走行のスムーズさや燃費がよくなります。
また、車の長持ちにもつながります。ぜひ、こまめに点検や交換をしましょう。
・こまめに、エンジンオイルの量を確認して基準値よりも減っていたりオイルのベタつきがすごい場合は、交換をするようにしましょう。
・エンジンオイルをしっかりメンテナンスしていると、走行のスムーズさや燃費がよくなります。
バッテリー
車は、エンジン以外にも電気系統を動かすためのバッテリーを積んでおります。
バッテリーもエンジンルームのなかにあります。(ハイブリッド車の補助バッテリーの場合トランクに搭載されている可能性もあります)
バッテリーの充電がなくなると、電気系統が使えなくなるうえにエンジン自体がかからなくなります。いわゆるバッテリーあがりです。
バッテリーは車が動くことにより、充電されますが充電される量は、バッテリーの内部にあるバッテリー液の量で決まります。
バッテリー液がしっかり入っていないと、電気系統を十分に動かすための電力を蓄えられなくなりますので、バッテリー液のこまめな点検や補充は大事になります。
また、バッテリー液がしっかり入っているのに電気系統に十分な力が発揮されない場合は(エンジンのかかりが悪い・エアコンの効きが悪いなど)バッテリー本体の能力が低下している可能性があります。
その場合は、カー用品店やディーラーなどでバッテリー本体を交換するようにしましょう。
特に、夏や冬でエアコンをガンガン使用する時期は、電力を多く使いますので、その前に点検や交換をすると気もちに余裕がでます。
・バッテリー液のこまめな点検や補充は大事になります。
・バッテリー液がしっかり入っているのに電気系統に十分な力が発揮されない場合は、カー用品店やディーラーなどでバッテリー本体を交換するようにしましょう。
さいごに
車も走れば走るほど、どこかしら痛んだり削られたりして消費していきます。
そんななかで、いくつかある消耗品がしっかり働いてくれることにより、車をいつまでも安心して乗ることができるのです。
消耗品は、一概(いちがい)に長く走れば多く消費するというものではありません。
たとえば、夏の気温35度を越える日に外を歩くと、すぐに汗がいっぱいでてきてクラクラしてくるかと思いますが、車にも同様のことがいえます。
なので、いつどこでどのくらい消費するかは正直わからない部分もありますので(特にタイヤとバッテリー)、こまめな点検はかかさずに行うようにしましょう。
ご自身で点検できる部分はご自身で行って、難しい部分は専門の方にみてもらうのが一番です。
できれば、半年に1回は専門の方に点検してもらいましょう。
今回のポイントのおさらいです・・・
・エンジンオイル
・バッテリー
車と長くつきあっていくためにも、しっかりと車と向き合って、車を大事にしていくようにしましょう。
すると、車は必ず答えてくれます。いい運転はいいメンテナンスからです。
今後も、いろいろと運転していくために大切なノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。よろしくおねがいします。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
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