のっぴーです。
今回は、「高齢者の運転の対策」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
前回、「高齢者の運転の特徴」についてお話ししました。
高齢者は、身体機能が低下してくるため、運転に関しても影響がでてきます。
そのため、身体機能の低下を補うための対策が必要になります。
しっかりと対策をしてから運転にのぞめば、安全に快適で楽しい運転をすることができます。
対策をしっかりして、ご自身なりの工夫をしていれば、いつまでも運転をしていくことができます。
できるなら、長生きして長い間車の運転をし続けていきたいですね。
今回の記事をご覧頂いて、ぜひ現在高齢者の方もこれから高齢者になられる方も、高齢者ならではの運転の対応を理解して運転への教養を深めて頂ければと思います。
運転のプロが教える!高齢者の運転の対策とは?!
高齢者になると、普段の生活にも影響がでるのと同時に運転にも影響がでるようになります。
人間でいる以上どんどん衰えていくことは、ある程度仕方がないことですが、なるべく衰えを抑えていく努力は必要かもしれません。
具体的には、食べ物に気をつかったり普段から運転したりなど健康的な生活をしていくということです。
健康的な生活ができれば、生活面だけでなく運転にもいい効果がでてきます。
高齢者の方もこれからの方も、まずは健康への意識を高めていくことが、運転への対策にもつながります。
そのうえで、高齢者の運転の対策のポイントがこちらです・・・
・交差点や車線変更時に、必要以上にミラーや目視で周囲の確認をする
・運転前に装置の位置確認と操作方法の確認をする
こちらの3点がしっかりできれば、いままでどおりかいままで以上に安全な運転をしていくことができます。
詳しく解説して参ります。
井手様の「高齢者講習は何歳から?75歳以上の高齢者講習に実技試験が追加?」の記事もとても参考になります、ぜひご覧ください。
「高齢者の運転の特徴」や「運転は何歳までできるのか」の記事も、ぜひご覧ください。
いままでより車間距離をしっかりあけて、低速で走行する。
高齢者になるにつれて、身体機能の衰えとともに全体的に反応が遅くなります。
運転においては判断と操作がいままでより遅くなることになります。
これをカバーするためには、いままでより車間距離をあけて、低速で走行する必要があります。
余裕をもつことも大事ですね。
車間距離は、個人差もありますがいままでより1.2~1.5倍はあけるとよろしいかと思います。
そうすると、余裕をもって運転することができます。
また、スピードもひかえめにするのもおすすめです。
スピードをおさえれば、急な判断のときにもしっかり反応できるようになるのと、運転していて疲れにくくなるため効果的です。
とにかく、自分自身と向き合って無理のない運転をしていくことを心がけましょう。
それが、ご自身や周りの方のためにもなります。
・これをカバーするためには、いままでより車間距離をあけて、低速で走行する必要があります。
・とにかく、自分自身と向き合って無理のない運転をしていくことを心がけましょう。
交差点や車線変更時に、必要以上にミラーや目視で周囲の確認をする
高齢になると、視野が狭くなるため見落としや死角が増えてきます。すると、落下物や障害物をはじめ、他の交通に衝突する危険性も高まります。
これをカバーするために、いままで以上に交差点や車線変更時はミラーと目視で周囲の確認をするようにしましょう。
確認は、ゆっくり行ってかまいませんので確実に安全だと確認できたら、次の動作にうつるようにするといいでしょう。
危険を感じる能力を働かせることも大切です。
危険を感じたらすぐに減速または停止することを心がけてください。そのためには、普段から危険察知能力を養っておく必要があります。
正直、そんなに必要かなと思うくらいミラーと目視で確認して頂くとよろしいです。
目視の際は、しっかり首を降って隅々まで見渡すことを意識しましょう。
・ゆっくり行ってかまいませんので確実に安全だと確認できたら、次の動作にうつるようにするといいでしょう。
・正直、そんなに必要かなと思うくらいミラーと目視で確認して頂くとよろしいです。
運転前に装置の位置確認と操作方法の確認をする
歳をとると、物忘れが激しくなるとよく聞きます。
これは、運転にも影響がでることで、運転の際に運転装置の位置や操作方法を忘れてしまって間違った使い方をしてしまうケースが多々あります。
なかには、とても危険な事案につながったケースもあるため、ほんとに気をつけなくてはいけません。とっさのできごとの時に操作方法を間違えると命とりになりかねません。
この対策としては、運行前に装置の位置と操作方法を確認することがおすすめです。
「備えなれば憂いなし」といいますが、物でなくてもこういった運転を万全の状態でのぞむ準備をすることも、安全につながります。
一番重要な部分は、アクセルとブレーキの位置確認です。
まずは、アクセルとブレーキの位置を足で踏んで確認しましょう。
次に、シフトレバーとウインカーとハザードとの位置を確認するといいでしょう。
他にもご自身で確認が必要だと感じるところは、運行前に確認するようにしてください。
準備をしっかりすることで、余裕も生まれます。
何度もお伝えしているとおり、余裕をもって運転することはほんとに大事です。
装置の位置と操作確認をはじめ運行前の準備次第で、運転の安全度も変わるといっても過言ではないので、できるかぎりの準備をして運転をするようにしていきましょう。
・この対策としては、運行前に装置の位置と操作方法を確認することがおすすめです。
・装置の位置と操作確認をはじめ運行前の準備次第で、運転の安全度も変わるといっても過言ではありません。
さいごに
高齢者の特徴をしっかり理解して、それに対しての対策ができれば、いままでどおり運転することができます。
少々めんどくさいと思っても、安全のためと長い間車の運転をしていくために、妥協せずにやっていきましょう。
運転においては、ほんとに無理をしないことが大事です。
1つ1つの判断や動作を確実に行うようにしましょう。それと同時に準備もしっかりして、心に余裕をもつようにしましょう。
高齢者の運転の対策のポイントです・・・
・交差点や車線変更時に、必要以上にミラーや目視で周囲の確認をする
・運転前に装置の位置確認と操作方法の確認をする
みなさん、だんだん歳をとります。
「自分は大丈夫」とは思わないで、健康面での対策もしつつ運転に関しても対策を常に考えてやっていけるように、意識して行動するようにしましょう。
井手様の「高齢者講習は何歳から?75歳以上の高齢者講習に実技試験が追加?」の記事もとても参考になります、ぜひご覧ください。
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