のっぴーです。今回は、「新車のナンバープレートが決まる流れ」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車には、必ずその車限定のナンバープレートが装着されています。
車は、前後にナンバープレートを着けることが義務づけられていて、車によってナンバープレートに書かれている文字や数字が違います。
これは、車の所有者や使用者をすぐに特定するためのもので、たとえば車が盗難にあった際も、ナンバープレートがあることにより警察がみつけてくれるというしくみです。
ナンバープレートには、地域名・ひらがな1文字・数字2種類が表示されていますが、新車を購入した際にどのように決まっているのか、気になる方もいらっしゃるかと思います。
新車のナンバープレートがどのようにして決まるのか、主に地域名とひらがなの後の4桁の数字の決まり方について、お話ししていきます。
新車のナンバープレートが決まる流れとは?!
道ゆく車をふとみると、さまざまな地域が表示されているのがわかります。
ただ、車のナンバープレートに表示させている地域は市町村全部あるわけではなく、ある程度地域が限定させています。
数字に関しては、4桁のため車によってのばらつきは大きいですが、なかには1桁の番号だったり、ゾロ目のナンバープレートなんかもみかけることがあり、偶然なのか故意的にその数字にしているのか気になるところです。
実は、新車のナンバープレートが決まる流れというのはある程度決まっており、それにもとづいて、地域名や数字が決定します。
これに関しては、ご自身で決められない部分と決められる部分が存在します。
車のナンバープレートに関する知識を深めて、ご自身の車や走行している他の車のナンバープレートをみると、さらに興味深くなってきます。
ぜひ、車に興味をもつ一部として活用いただければと思います。
新車のナンバープレートが決まる流れがこちらです・・・
・番号は希望ナンバー制も利用できます
・募集時期なら、ご当地ナンバーも選べます
実は、地域名と数字に関してはご自身で選べる可能性があるんです。
せっかくの新車購入なら、なるべくご自身が愛着をもてるナンバープレートにしたいですね。
1つずつ、詳しい説明をしていきます。
車を登録する市町村が管轄している運輸支局や自動車検査登録事務所があるところの地域ナンバーになる
車の地域名については、ご自身で自由に選べなくなっています。
表示される地域もある程度決まっていて、ナンバープレートをみると、だいたい地域はかたまっています。
実は、ナンバーに表示される地域は運輸支局や自動車検査登録事務所があるところになっているのです。
運輸支局や自動車検査登録事務所は管轄がきまっており、管轄によってナンバープレートがわかれるしくみです。
ご自身の車に表示されるナンバープレートの地域は、車庫証明などで車を登録する市町村の管轄エリアになっている地域名となります。
たとえば、東京都新宿区に車を登録する場合、新宿区の管轄は練馬区にある自動車検査登録事務所になるため、練馬ナンバーとなります。
ちなみに、新宿区で車を登録する方が港区で車を購入されても(港区は品川ナンバーになります)表示されるナンバーは練馬ナンバーになりますので、ご自身では決められない部分になります。
ナンバープレートの地域名で、地元がどこかわかったり、ナンバープレートの地域名からその地域名を覚えたりなんてこともありますので、走行している車に書かれている地域名に注目してみるのも、案外おもしろい試みです。
・たとえば、東京都新宿区に車を登録する場合、新宿区の管轄は練馬区にある自動車検査登録事務所になるため、練馬ナンバーとなります。
・走行している車に書かれている地域名に注目してみるのも、案外おもしろい試みです。
番号は希望ナンバー制も利用できます
次に数字についてですが、地域名の次にくる3桁の数字は、車の車種で決められているため、ご自身で決めることはできません。
簡単にいうと、普通車・大型車・トラックなどで番号がわかれています。
逆に、ひらがな1文字のあとにくる4桁の番号は、金額がかかりますがご自身で決められる希望ナンバー制というものがあります。
新車購入時に、ご自身の好きな数字を選べるのです。
ただし、1桁とかゾロ目などは人気の番号になるため、金額が上がったり抽選になったりなど、希望ナンバーを手に入れるハードルがあがります。
この希望ナンバー制ですが、みなさんお気に入りの番号や思い入れのある番号にされる方が多いです。たとえば・・・
・結婚記念日
・好きな芸能人の誕生日
・好きな歴史の出来事の年号
・好きなもののごろあわせ
などなど、ご自身の好きなように決められるので、愛着がわく番号にされる方が多いようです。
ここで気をつけていただきたいのが、ご自身の銀行のキャッシュカードのどの暗証番号と同様の番号にしないように気をつけましょう。
逆に、車のナンバープレートの番号を暗証番号にされるのも要注意です。
・1桁とかゾロ目などは人気の番号になるため、金額が上がったり抽選になったりなど、希望ナンバーを手に入れるハードルがあがります。
・ご自身の銀行のキャッシュカードのどの暗証番号と同様の番号にしないように気をつけましょう。
募集時期なら、ご当地ナンバーも選べます
ナンバープレートに表示される地域は、基本的には運輸支局や自動車検査登録事務所がある場所になりますが、例外もあります。
2006年に、新たに登録できるナンバープレートにご当地ナンバーというのが誕生しました。
ご当地ナンバーは、地域の進行や発展促進のために、国土交通省が打ち出した政策の1つで、自治会に登録の募集をして見事に審査を通過した地域が現在、ご当地ナンバーとして登録されています。
ご当地ナンバーは、通常の地域ナンバーとは違い、国土交通省が募集をしている時期なら応募して、ご自身の好きな地域のナンバープレートを手に入れることができます。
ただし、こちらの応募は不定期で行われているため、もしご当地ナンバーがほしいなら、こまめに応募がないかチェックする必要があります。
このご当地ナンバーと希望ナンバー制を組み合わせて、「富士山」ナンバーで「223」の番号にされている車をよくみかけます。
ちなみに、「富士山」ナンバーは山梨県と静岡県にまたがっているナンバーで、日本では初めて都道府県をまたいだナンバーでもあるのです。
ご当地ナンバーと希望ナンバー制を上手に利用して、ご自身がより愛着をもてる車にするのも、車に長く乗るためのコツだったりしまのでおすすめです。
・ご当地ナンバーは、通常の地域ナンバーとは違い、国土交通省が募集をしている時期なら応募して、ご自身の好きな地域のナンバープレートを手に入れることができます。
・ご当地ナンバーと希望ナンバー制を上手に利用して、ご自身がより愛着をもてる車にするのも、車に長く乗るためのコツだったりしまのでおすすめです。
さいごに
普段何気なく運転して、ふとみるナンバープレートにも、実はさまざまな決まり方があるんですね。
特に、地域と番号の決まり方には興味深いものがあります。
地域だと、全国的にも珍しいナンバーなんかみると、結構テンションあがりますし、ナンバーの地域から離れたところで、ご自身と同じ地域のナンバープレートをみつけると、なんだか親近感がわいてきたりします。
最近は、ご当地ナンバーに地域限定の絵柄なんかもでており、ナンバープレートも多様化してきて、車を購入する際の楽しみが増えてきてきます。
これから、新車を購入されるまたはされる予定の方は、ぜひナンバープレートにもこだわってみるのはいかがでしょうか。
きっともっと、車や運転が好きになりますよ。
あらためて、新車のナンバープレートの決まり方についてのおさらいです・・・
・番号は希望ナンバー制も利用できます
・募集時期なら、ご当地ナンバーも選べます
運転していて、他の車のナンバープレートに注目してみるのもおもしろいです。
特に、遠方にいった際のサービスエリアや観光地でみれるナンバープレートはさまざまあるので、ぜひナンバープレートの地域の全国制覇をめざしてみるのもいいかもしれません。
今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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