のっぴーです。今回は、「センチュリーを運転するコツ」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車のなかでも、トヨタ様のセンチュリーは最高クラスの高級車として昔からそして今でも、みなさんのあこがれの車として存在しています。
一般の車とは外装の迫力から内装の豪華さまで、全てにおいてハイグレードな車であり、センチュリーに乗ることが1つのステータスとして、考えられている部分もあります。
そんなセンチュリーを実際運転しようと思ったら、他の車よりも難しいのではと外装をみた段階で感じる方もいらっしゃるかと思います。
たしかに、センチュリーは特殊な運転の技術が必要になりますが、基本は一般車と変わらないので、一般車を運転する方法をベースにセンチュリーならではの応用を効かせることにより、安全にスムーズに運転することができます。

今回は、センチュリーを運転するコツについてお話ししていきます。
みなさんあこがれの高級車、センチュリーをしっかり乗りこなして、より運転を楽しんでいきましょう。
センチュリーを運転するコツとは?!
センチュリーはなんといっても全長が長いため、運転には若干の苦労がともないます。
ハイエースなどのワゴンタイプも、全長は長めですが、センチュリーの場合ボンネット部分から運転席の後方まで長く、それにより他の車とは違った運転技術が必要になるのです。
特に、狭い道や狭いところでは神経を使いながらの運転が求められます。
全長もさることながら横幅も広めに設計されているため、それも把握したうえで、運転することが大切です。
とはいえ、センチュリーならではの特性とコツさえつかめれば、すぐにセンチュリーを上手に運転できるようになります。
私も、仕事でセンチュリーに乗る機会がありますが、はじめのうちは感覚や特性をつかむことに集中して、1時間ほどで運転に慣れることができました。
ぜひ、センチュリーに乗ってみたい・運転さしたいという方は、センチュリーを運転するコツを身につけて、センチュリーでの運転を満喫していただけたらと思います。
今回のポイントはこちら・・・
・サイドミラーが普段とは違うタイプの場合は最初の調整を入念に行って、なるべく早めに感覚をつかむようにする
・狭いところを右左折する際は、左側前のポールを目印に大きめにふくらんで曲がる
センチュリーならではの技術が必要ですが、これらを意識して運転すれば、だんだんと慣れてきますので、焦らずに確実に感覚をつかんでいきましょう。

1つずつ、詳しく説明をします。
「クラウンを運転するコツ」につけての記事も、よろしければご覧ください。

とにかく全長が長いので、車間距離・車線変更・駐車の際、普段より余裕をもつ
センチュリーの特徴として、とにかく全長が長く、しかも前後に長いことがあげられます。
そのため、より車両感覚が重要になってきます。
まずは、車両感覚をつかむことを意識して、あとは全長の長さの影響がでやすい場面で、確実に運転していくことが大事になります。
全長の長さの影響がでやすいのは、主に車間距離・車線変更・駐車の際となります。
これらの行為をする際は、一般車にくらべて余裕をもって操作する必要があるのです。
普段より感覚をあけたり、心にゆとりをもって操作を行うことにより、全長の長いセンチュリーでも、安全安心の運転をすることができます。
また、前方は長さがある分運転席からボンネット前方のギリギリの位置がみえやすいため、一般車にくらべてかえってわかりやすい部分もあったりします。
とにかく、ゆっくり落ち着いて操作することが大事になりますので、そのためにも精神的なコンディションを整えることも大事にしながら、運転するようにしましょう。
・全長の長さの影響がでやすいのは、主に車間距離・車線変更・駐車の際となります。
・普段より感覚をあけたり、心にゆとりをもって操作を行うことにより、全長の長いセンチュリーでも、安全安心の運転をすることができます。
サイドミラーが普段とは違うタイプの場合は最初の調整を入念に行って、なるべく早めに感覚をつかむようにする
センチュリーの場合、サイドミラーが現在主流になっているドアミラーではなく、前方のボンネットの側面に取りつけられている、フェンダーミラーのタイプの場合もあります。
フェンダーミラーは、運転席より前方にサイドミラーが取りつけられているいるため、ドアミラーにくらべて首を振る回数は減るのですが、普段ドアミラーに慣れていると感覚が違うため、戸惑うかと思います。
また、フェンダーミラーはドアミラーよりもミラーの大きさが小さいため、側面や後方のうつる範囲が狭いのも難点です。
そのため、普段よりサイドミラーをみる時間を長めにしありサイドミラーへの意識を強めにもつことが大事になります。
これは人によってですが、慣れてくるとドアミラーよりフェンダーミラーの方がいいという方もいらっしゃいます。
なので、フェンダーミラーだからといって気負わずに感覚をつかむことを大事にすれば、思ったよりなじむ可能性もあります。
運転をはじめる前に、フェンダーミラーの位置から見える範囲、見え方などをしっかり確認しておくことも、よりしっかりみるためのポイントとなりますので、出発前の準備をしっかり行うようにしましょう。
・フェンダーミラーは、普段よりサイドミラーをみる時間を長めにしありサイドミラーへの意識を強めにもつことが大事になります。
・運転をはじめる前に、フェンダーミラーの位置から見える範囲、見え方などをしっかり確認しておくことも、よりしっかりみるためのポイントとなります
狭いところを右左折する際は、左側前のポールを目印に大きめにふくらんで曲がる
センチュリーは、全長が長く横幅もあるため狭い道での運転も一苦労します。
ただ、狭い道を運転するポイントもセンチュリーならではのコツがあります。
センチュリーは、だいたいの車にボンネットの左前方に目印となるポールがついております。
最近の車ではあまりみかけなくならはましたが、昔はポールがついている車も多く存在し、センチュリーもそのうちの1台でした。
狭い道では、左前方のポールを頼りにスピードをひかえめにして、ゆっくり運転していくことが大事になります。
また、右左折の際もポールを目印に慎重に行うことにより、安全に曲がることができます。
センチュリーは、前方が長いですが後方もながいため、内輪差で後方が曲がりきれないことを防ぐために、前方をギリギリまで大きくふくらんで曲がることが、無事に曲がるためのポイントとなります。
前方を障害物からうまくかわしたら、あとはハンドルを思いっきり切って、後方も上手にかわすようにすれば、安全に曲がることができます。
とはいえ、センチュリーの場合大きさの問題で、物理的に曲がれないところもありますので、あまり無理して狭い道をいかないなどの判断も必要になります。
また、少しでも危ないと感じたら、一度車を降りて周囲の確認をするようにしましょう。
・狭い道では、左前方のポールを頼りにスピードをひかえめにして、ゆっくり運転していくことが大事になります。
・センチュリーは、前方をギリギリまで大きくふくらんで曲がることが、無事に曲がるためのポイントとなります。
さいごに
センチュリーはその見た目やデザインから、みなさんがあこがれる一方で、なんだか運転しづらそうなイメージが強い車であります。
しかし、センチュリーの特性をしっかりつかんで、それにあわせて運転すれば、どなたでも運転は可能です。
あとは、センチュリーに乗っている優越感によって、多少強引だったり無理のある運転をしてしまいがちですが、あくまでも他の車と同じですので、やはり他の交通の方への思いやりは重要になります。
2018年には3代目となる新型センチュリーの販売も開始され、センチュリーの注目や人気が再び集まってきております。
たしかに、街中でセンチュリーをみかける機会がだんだんと増えてきたのを感じます。
みなさんも、ぜひセンチュリーを上手に運転して、運転の魅力や楽しさをより知って、いろいろなところへ出かけてみていただければと思います。
あらためて、今回のポイントのおさらいです・・・
・サイドミラーが普段とは違うタイプの場合は最初の調整を入念に行って、なるべく早めに感覚をつかむようにする
・狭いところを右左折する際は、左側前のポールを目印に大きめにふくらんで曲がる
センチュリーだからといって、あまり気負わずに、気持ちを楽にして運転を楽しんでいきましょう。

今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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