のっぴーです。
今回は、「車の冷却水を確認・補充する」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車はさまざまな部品でできており、基本的にはエンジンやガソリンなどに代表されるように熱を帯びて動力となり、車を動かしている部品がほとんどです。
エンジンは走れば走るほど、または高速で走行していると、活発に活動するようになるため、その分温度も高くなります。
そして、高くなりすぎるとエンジンが燃えてしまう、オーバーヒートという現象が起きてしまいます。
最近の車では部品がしっかりしているため、オーバーヒートすることも少なくなりましたが、それでもメンテナンスを怠っていて乱暴な車の扱い方をしていると起こる可能性があるため、気をつけたいところです。
エンジンの熱をおさえるために、冷却水というものが存在します。
車のエンジンルームには必ず冷却水をためておく場所があり、そこからエンジンが適度に冷えるように、水を送っているのです。
冷却水は、水分のため適度な補充が必要です。
しっかり冷却水の管理をして、いつでも安全に快適に運転できるようにしましょう。
車の冷却水を確認・補充するには?!
そもそも、冷却水の確認は運行前点検では必須の項目であり、その日はじめて運転する前に十分な量が入っているか確認する必要があります。
しかし、ほとんどの方は冷却水の確認をすることもないのはおろか、冷却水の存在すら知らないという方もいらっしゃいます。
それでは、車のメンテナンスが十分できているとはいえません。
冷却水は、車の大事な部品の1つであり消耗品のため、減っていたら補充が必要になります。
そのためには、冷却水の存在する場所と補充方法を知っておかないといけませんね。
冷却水についてしっかり理解して、日々の運転ライフを何事もなく無事に、そして快適で楽しいものにしていきましょう。
冷却水の確認・補充についてのポイントがこちらです・・・
・リザーバータンク内の冷却水が減っていたら補充をしましょう。
・わからない場合は、専門の方に確認にしていただいて、減っていたら補充をするようにしましょう
冷却水は運行前点検でも確認するべきところなので、ご自身で確認や補充をなるべくできるようにしましょう。
わからない方でも、すぐに覚えられますので、知識を深めていくようにしましょう。
1つずつ、詳しく解説をしていきます。
エンジンルーム内にあるリザーバータンクに冷却水がたまっています。
冷却水は、エンジンルームのなかにあるリザーバータンクというところでたまっています。
リザーバータンクに入っている冷却水から、ホースを通してエンジンへと流れるしくみになっています。
エンジンルームのなかにある、白色のケースのなかに液体が入っているところが冷却水のたまっているリザーバータンクの場所になります。
慣れれば、ボンネットをあけてすぐにリザーバータンクの場所がわかるようになります。
車によって、リザーバータンクのある場所は違うため、普段とは違う車に乗る場合は、運転をはじめる前に確認しておくのもいいでしょう。
リザーバータンクをみるためには、ボンネットをあける必要があるので、ボンネットをあけるボタンの位置も知っておく必要があります。
もしわからない場合は、車の説明書をみればすぐにわかります。
リザーバータンクの位置やリザーバータンクの働きを知っておくだけでも、メンテナンスの知識は増えますので、この機会に覚えて活用してみてください。
・エンジンルームのなかにある、白色のケースのなかに液体が入っているところが冷却水のたまっているリザーバータンクの場所になります。
・リザーバータンクの位置やリザーバータンクの働きを知っておくだけでも、メンテナンスの知識は増えます
リザーバータンク内の冷却水が減っていたら補充をしましょう。
リザーバータンクのなかに、冷却水が入っているのですが、冷却水も消耗するため使われると、どんどん減っていきます。
そして、いつかはなくなってしまいます。
冷却水がない状態のまま走行し続けると、エンジンを適度に冷やすことができなくなるため、オーバーヒートを起こすことになってしまいます。
そうなる前に、冷却水の補充をする必要があります。
冷却水の補充には、冷却水専用のクーラントと呼ばれる液体を入れる必要があります。
リザーバータンク内の冷却水の量をみて、基準値より減っていそうな場合はすぐに補充するようにしましょう。
特に、夏場はエアコンの冷房などでエンジンへの負担が大きくなるため、冷却水も大量に消費します。
こまめに冷却水の確認や補充を行うことが大事です。
冷却水で使われているクーラントは、ガソリンスタンドやカー用品店などで購入できますし、ドンキホーテでも販売されています。
一度、購入してご自身の手で入れてみるようにしましょう。
1つだけ気をつけいただきたいのが、クーラントにはさまざまな色が存在していますので、ご自身の車のリザーバータンクに入っている冷却水と同じ色の冷却水を購入して入れるようにしましょう。
・リザーバータンク内の冷却水の量をみて、基準値より減っていそうな場合はすぐに補充するようにしましょう。
・冷却水で使われているクーラントは、ガソリンスタンドやカー用品店などで購入できますし、ドンキホーテでも販売されています。
わからない場合は、専門の方に確認にしていただいて、減っていたら補充をするようにしましょう
とはいっても、最初はリザーバータンクの場所もわからなければ、補充方法もわからないという方もいらっしゃるかと思います。
そのような方は、専門の方に確認や補充をおねがいするのも方法です。
ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーの方なら、リザーバータンクの位置や補充のしかたは絶対知っているので、わからないならおねがいするのが一番です。
ただし、次回からはご自身でちゃんと補充できるように、できるなら専門の方が補充するところをみせてもらうようにしましょう。
冷却水についてのアドバイスをいただくのも有効です。
自分も、会社の上司から運行前点検のしかたを教わった際に、リザーバータンクの位置と冷却水の補充のしかたを教えていただきました。
その教えが、10年以上たった今でも役にたっています。
専門の方におねがいすることも大事ですが、ご自身でできる範囲のメンテナンスはご自身で行うことも大事です。
少しずつでいいので、車のメンテナンスについての知識を増やしていくようにしましょう。
・次回からはご自身でちゃんと補充できるように、できるなら専門の方が補充するところをみせてもらうようにしましょう。
・少しずつでいいので、車のメンテナンスについての知識を増やしていくようにしましょう。
さいごに
冷却水は、意外と知らない方も多いですが車にとっては、とても重要な部品なのです。
そのため、こまめな確認や補充をする必要があります。
エンジンが故障してしまうと、復旧させるのには多大な時間と費用を要することとなります。
そうならないように、冷却水の確認と補充は大事になります。
車のメンテナンスは、やらなければいけないことが多いため、だんだんテキトーになりがちですが、メンテナンスを怠ると車に悪い影響がでてきてしまいます。
冷却水の確認と補充をはじめ、日ごろのメンテナンスをしっかり行って、車をいつまでもいい状態で乗れるように、していきましょう。
冷却水の確認と補充に関するポイントのおさらいです・・・
・エンジンルームのなかにある、白色のケースのなかに液体が入っているところが冷却水のたまっているリザーバータンクの場所になります。
・リザーバータンクの位置やリザーバータンクの働きを知っておくだけでも、メンテナンスの知識は増えます
たまに冷却水の補充に通常の水を入れる方はいらっしゃいますが、通常の水では冷却水としての働きをしっかりしてくれないため、冷却水専用のクーラントを購入して入れるようにしましょう。
今後も、運転についてさまざまな情報を発信していきます。よろしくおねがいします。
ツイッターもやっています、ぜひご覧ください。
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