のっぴーです。
今回は、「高速道路の制限速度120キロ区間の場所と可能な理由」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
全国に高速道路が、どんどん広がっていくなかで、高速道路の制限速度が120キロに引き上げられた区間があります。
いままでの高速道路ですと、制限速度が80キロの場所が多く、片側1車線の高速道路だと、制限速度60キロという区間も実際にはありました。
日本の交通事情が、交通に要する時間を短縮させる動きになっていて、飛行機や鉄道などの他の交通が、どんどん高速化が進むなか、高速道路でも制限速度を引き上げることによって、高速化を進める動きが活発になってきています。
では、2021年2月現在で制限速度120キロ区間の場所がどこなのか、また実際に自分が走行してみた感想などを解説していきます。
高速道路の制限速度120キロ区間の場所と可能な理由とは?!
実際に、制限速度120キロ区間で対象になるのが普通自動車やバスなどになり、大型貨物車やけん引車は制限速度80キロに設定されています。
つまり、車種によって制限速度の違いがあるため、それを認識したうえで、危なくない範囲での速度で運転することが、求められます。
とはいっても、制限速度が120キロに設定されているため、周りの方も速い速度で走行してます。
大事なのは、周りの流れにいかにスムーズに乗れるかになります。
また、制限速度120キロの区間は決まっているため、その区間がすぎると制限速度が変わるのと、120キロ区間でも、工事や悪天候の場合は、制限速度が低くなるため、標識をしっかりみることも心がけましょう。
高速道路の制限速度120キロ区間の場所と可能な理由がこちらになります・・・
・カーブや勾配が少ない設計で、事故率も少ないため制限速度120キロが可能になっています
・実際に新東名を走行しましたが、運転しやすくてとても快適でした
場所から理由、自分が状況に走行した感想までみなさんにわかりやすく説明できればと思います。
「高速道路の適切なスピード」と「高速道路のジャンクションを迷わないように運転する方法」についての記事も、よろしければご覧ください。
新東名高速道路と東北自動車道の一部区間が制限速度120キロになります
2021年2月現在では、「新東名高速道路」の御殿場JCT~浜松いなさJCTと「東北自動車道」の花巻南IC~盛岡南ICの区間が、制限速度120キロに設定されています。
2区間とも、以前より試行期間があり、制限速度110キロと制限速度の120キロで、安全性の検証が行われてきました。
その結果、安全性の水準を満たしたことにより、現在2区間で制限速度120キロへ引き上げがされることになりました。
今後は、「東北道」の浦和IC~佐野スマートIC、「常磐道」の柏IC~水戸IC、「東関道」の千葉北IC~成田ICで、制限速度120キロに引き上げられる予定になっております。
制限速度の引き上げにより、高速道路の利便性はさらに大きくなります。全国の高速道路網が広がっていることと合わせて、日本の各地へのアクセスがよりしやすくなる未来が待っているのです。
・今後は、「東北道」の浦和IC~佐野スマートIC、「常磐道」の柏IC~水戸IC、「東関道」の千葉北IC~成田ICで、制限速度120キロに引き上げられる予定になっております。
・制限速度の引き上げにより、高速道路の利便性はさらに大きくなります。
カーブや勾配が少ない設計で、事故率も少ないため制限速度120キロが可能になっています
では、なぜ制限速度120キロへの引き上げが可能なのかについてです。
実際に、試行された2区間で安全性が実証されたのが、大きかったといえます。
まず、こちらの2区間が試行区間に選ばれた理由が、カーブや勾配が少ない設計であるということです。
新東名は近くを通っている東名高速道路と比較すると、カーブや勾配の数に大きな差があります。
これは、東名高速道路が都市と都市を結ぶように作られているのに対して、新東名は主に長距離走行に対応するために作られたため、少しでも速く走行できる設計になっているです。
2区間とも、試行期間で事故率に変化があるかも検証されましたが、試行開始前とさほど変わらないという結論にいたり、無事に正式に120キロへ引き上げられたのです。
高速道路をより便利に快適に利用するには、自分たちが、いかに安全に運転できるかがカギになります。
それができれば今後、制限速度120キロ区間の場所が、どんどん増えていくでしょう。
・2区間とも、試行期間で事故率に変化があるかも検証されましたが、試行開始前とさほど変わらないという結論にいたり、無事に正式に120キロへ引き上げられました。
・高速道路をより便利に快適に利用するには、自分たちが、いかに安全に運転できるかがカギになります。
実際に新東名を走行しましたが、運転しやすくてとても快適でした
先日、実際に新東名高速道路を走行する機会がありました。
新東名は、何回か利用してお世話になっていますが、制限速度が120キロになってからは、初めてでした。
新東名は、御殿場JCT~浜松いなさJCTは片側3車線で車線の幅が広く、路肩も十分に確保されているため、とても走りやすい設計になっています。
それゆえ、速度をだしても安定した走りが可能で、自分も他の車も、だいたい時速120~130キロで走行していました。(なかには、時速140キロ台だしている車もいました)
実際走ってみて、長距離の移動ということもあり、とても快適に運転することができました。
速度がだせるのと、まわりの景色の移り変わりの早さが気もちよかったです。
ただ、制限速度120キロ区間から80キロ区間に入った時に、しばらく気づかないで120くらいで走行してしまいました。
しっかり標識をみて、制限速度の変化に対応することが、必要ですね。
高速道路の設計の問題もありますが、他の高速道路でも、引き上げ可能ならばぜひ実現してほしいと思いました。
行動範囲が広がり、いままで行きづらかったところや、行けなかったところへ気軽にいけるようになる未来に、胸がふくらみます。
・実際走ってみて、長距離の移動ということもあり、とても快適に運転することができました。
・高速道路の設計の問題もありますが、他の高速道路でも、引き上げ可能ならばぜひ実現してほしいと思いました。
さいごに
正直自分自身最初は、制限速度120キロに引き上げて、いろいろと危険ではないのかと、心配をしておりました。
しかし、高速道路に携わり従事している方々のがんばりにより、制限速度120キロでも、安全かつ快適に走行できるようになっています。
しかも、今後さらに区間や場所が増える予定ということで、1日で移動可能な距離が広がることは、仕事の面でも遊びの面でもありがたいことになります。
高速道路網の広がりやサービスエリアの充実化により、高速道路はますます便利で楽しいものになってきました。
そこに、制限速度120キロの区間が増えることにより、さらに便利に楽しく高速道路を利用できることが期待されます。そんな未来が、今から待ちきれないです。
高速道路の制限速度120キロ区間の場所と可能な理由のおさらいです・・・
・カーブや勾配が少ない設計で、事故率も少ないため制限速度120キロが可能になっています
・実際に新東名を走行しましたが、運転しやすくてとても快適でした
みなさんも、ぜひ制限速度120キロの便利さと快適さを味わって頂ければと思います。
今後も、運転に関するお役立ち情報を発信していきますので、よろしくおねがいします。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
ツイッターもやっています、ぜひご覧ください。
コメント