のっぴーです。今回は、「駐車が上手くなるには」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、１０年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約４万キロ、プライベートで年約２万キロの計６万キロを年間で走行しています。
これは、地球約１．５周分の長さになります。
運転にはさまざまな操作がありますが、そのなかでも駐車操作は難易度が高いものではないでしょうか。
街中を運転したり歩いたりしていると、駐車に苦労されている方をよくみかけます。
人間は前にしか目がついていないうえに、車も基本的に前に進む乗り物のために、後ろへ下がるという行為自体が、前進するよりも何10倍も難易度が高いというわけなんです。
私も、運転し始めのころは駐車が大の苦手でした。
そこから、あらゆる方法やコツを活用して、今では物理的に難しいところ以外は、ほぼ駐車できるようになりました。
そんな私が、今回駐車を上手くなるにはどうしたらいいのかをお伝えいたします。
駐車が苦手だったり苦労されたりしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
駐車が上手くなるにはどうすればいいのか？！
私も実際運転するようになってから、駐車の難しさにひしひしと感じるようになりました。
運転初心者だと、いろいろ覚えることや上達しないといけないことがありますが、人によっては駐車が一番苦労するのではないでしょうか。
駐車は限られたスペースで、しかも正確な位置へ停めることが要求されますし、駐車するラインや周辺に障害物などがある場合もあり、障害物に当たらないように気にしながら駐車しないといけないことも多いため、かなり神経を使います。
さらに教習所などでも、駐車する方法はある程度教えてくださるものの、基本的な部分しか教えてくれないため、実際に必要なスキルやテクニックは自分で駐車の操作をしながら身につけていくしかありません。
みなさんの駐車テクニックが少しでも上達するように、実際に活用できる駐車練習の方法やコツを紹介していきます。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
今回のポイントがこちら・・・
・難易度が優しいところから徐々にあげていく
・なるべく後退駐車をするように心がける
・慌てず焦らず、難易度の高いところは時間をかけて駐車する
まずは自分の駐車技術がどのくらいのレベルなのかを把握して、自分の無理のない範囲で駐車を上達させていくようにしましょう。
1つずつ、詳しく解説していきます。
「初心者が駐車を安全にするコツ」や「駐車ができないのを克服する」についての記事も、よろしければぜひご覧ください。
広い駐車スペースで駐車の練習をする
駐車初心者の方は、駐車自体に慣れる必要があります。
駐車の難易度は場所によって、ほんとにさまざまあり変わりますので、まずは比較的簡単な場所で練習するのがおすすめです。
とはいえ、なかなか自分で駐車練習する場所をつくるのは難しい方も多いかと思いますし、ご自宅の駐車スペースをお持ちの方でも、周囲の方の目やご迷惑を考えると、なかなか練習するのは厳しいこともあるでしょう。
広い駐車スペースでの練習が上達への第一になります。
そして、広い駐車スペースは最近増えついて、みなさんの周辺施設にもきっとあるかと思います。
具体的には、ショッピングセンターやコンビニの駐車場があげられます。
ショッピングセンターやコンビニの施設近くは車が密集していることが多いため、なるべく施設から離れた車の少ないスペースで駐車の練習をするのがおすすめです。
はじめは、周辺や両隣に車が駐車していないスペースで駐車練習してみて、その後片方隣に車が駐車しているところで駐車してみるなど、徐々に難易度をあげていくと、効率よく駐車を上達できます。
・広い駐車スペースでの練習が上達への第一になります。
・徐々に難易度をあげていくと、効率よく駐車を上達できます。
難易度が優しいところから徐々にあげていく
先ほどの広いスペースで練習するのところで少しお話ししましたが、駐車を上手になるためには運転手それぞれのレベルに合わせて練習することが求められます。
正直、教習所で教わる縦列駐車は駐車のなかでもかなり難易度が高めになるため、いろいろな形の駐車ができるようになってから、ほんとに最後に身につければいいテクニックになります。
まずは、通常の駐車をなるべく他の車や障害物がないところで、しっかり枠内に駐車できるようにすることが肝心です。
この際、なかなかキレイに駐車できない場合は、しっかり枠内に駐車できるまで時間をかけて駐車作業をするようにしましょう。
駐車作業中に他の車が来てしまって焦ったり慌てたりすることもあるかもしれませんが、そこはなるべく気にしないようにして、とにかく自分が安全に駐車できるようにすることを優先して、待たせてしまった車には、会釈や手をあげて謝罪のサインを送るようにすると、しっかり駐車することができます。
自分の無理のない範囲の駐車から、徐々にレベルをあげて、狭い道での駐車やコンビニやコインパーキングの狭いスペースの駐車にも、だんだんと挑戦してみてみましょう。
・まずは、通常の駐車をなるべく他の車や障害物がないところで、しっかり枠内に駐車できるようにすることが肝心です。
・自分の無理のない範囲の駐車から、徐々にレベルをあげていきましょう。
なるべく後退駐車をするように心がける
駐車が上手くなりないのなら、駐車方法にも気をつかうことが大事です。
駐車が上手くなりたいのなら、なるべく後退駐車をするように心がけるといいでしょう。
後退駐車とは、バックで駐車スペースに入れる駐車の方法です。
後退駐車以外では前向駐車があり、最近は前向駐車される方も増えていますし、コンビニなどでは前向駐車でおねがいしますと書かれているところもあります。
私もそうでしたが、運転初心者はつい前向駐車の方が楽な場面が多いので、前向駐車ばかりを選択しがちですが、前向駐車ができないところもありますし、前向駐車は駐車場からでる際に結局バックしないといけないため、むしろ後退駐車よりリスクが高いことが多いのです。
また、はじめから前向駐車ばかりしていると後退駐車ができなくなってしまい、駐車できるスキルの幅を狭めてしまうため、多少苦労してでも後退駐車をするようにして、駐車スキルを磨いていきましょう。
・運転初心者は前向駐車を選択しがちですが、前向駐車はできないところがあったりリスクが高かったりします。
・多少苦労してでも後退駐車をするようにして、駐車スキルを磨いていきましょう。
慌てず焦らず、難易度の高いところは時間をかけて駐車する
駐車作業する際の心もちも駐車テクニック向上に大きく影響があります。
みなさん、駐車の際どのような心理状態になっているでしょうか。
メンタルを変えるだけでも、駐車の上達は変わってきます。
駐車が苦手とか不得意だと感じる1つの原因として、駐車する際になかなか上手にできなくて焦ったり慌てたりしてしまうことがあります。
自分自身の焦りや、自分が駐車がうまくいかないところに他の車がきてしまったり、歩行者が歩いてきたりして焦るなんてケースがよくあります。
ここで大事なのが、周りの交通に影響されずにとにかく駐車作業に集中することです。
つまり、周りのことは気にしないメンタルで、駐車が無事終わるまで、時間をかけてしっかり操作することです。
正直、焦ったり慌てたりして、駐車がうまくいかなくても、周りの方々は助けてくれません。
なので、たしかにその人たちの目が気になるとは思いますが、駐車作業に入ったら、自分のことに集中するようにしましょう。
ただし、駐車以外の普段の運転では周りへの気づかいや思いやりは重要になりますので、しっかり切り替えをできるように、普段から意識するようにしましょう。
・大事なのが、周りの交通に影響されずにとにかく駐車作業に集中することです。
・駐車以外の普段の運転では周りへの気づかいや思いやりは重要になります。
さいごに
駐車は慣れるまでがほんとに大変ですし、慣れてからも場所によっては苦労します。
日本の場合、立地上どうしても狭いスペースはいたるところにあるため、そのなかでも安全に走行して駐車しなくてはなりません。
駐車に関しては、より慎重さを重視して確実に安全なのを確認してから操作することが肝心です。
サイドミラーや目視で、徹底的に周囲を確認するようにしましょう。後方など見えづらいところに駐車する場合は、一度車から降りて周囲を実際の目で確認してから、また車に乗りこんで駐車作業するのもおすすめです。
周りからいろいろいわれることもあるかもしれませんが、そこはあまり気にしないで自分の操作に集中することが大事で、メンタルをしっかり保って駐車するようにしましょう。
まずは、自分のできるところからはじめて徐々に段階を踏んでステップアップしていけば、苦手な駐車もだんだんと幅広くできるようになります。
あらためて、今回のポイントのおさらいです・・・
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・難易度が優しいところから徐々にあげていく
・なるべく後退駐車をするように心がける
・慌てず焦らず、難易度の高いところは時間をかけて駐車する
最近は、バックモニターや衝突防止センサーなどさまざまな機能が車についていますので、これらの機能を活用することもおすすめです。
今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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