のっぴーです。
今回は、「長距離を一般道でいくメリット」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
長距離を運転する際、高速道路を利用する方もいらっしゃるかと思います。
高速道路は、信号がなく速い速度が出せるので、便利です。
ただ、通常なら高速道路でいくルートをあえて一般道でいくという選択肢もあります。
一般道は、信号もありますし、一車線道路で曲がりくねった道もあるので、なかなか速度を出しづらい区間が多いイメージがありますね。
そのため、高速道路を使うより時間がかかり、疲れてしまうということがあります。
しかし、高速道路を使えるところをあえて一般道でいくことにも、いくつかメリットがあります。
全部の行程や運転を一般道でいくのは、困難かと思いますので、状況によって使い分けして頂ければと思います。
「長距離を運転するコツ」や「一般道で制限速度の標識なしのところでの制限速度」の記事もありますので、よかったらご覧ください。
長距離を一般道でいくメリットとは?!
最近は、日本の交通網が飛躍的に発達したため、各地で高速道路がどんどん開通して、今後もさらに開通を予定している区間があります。
だんだん、高速道路の需要が高まる一方、一般道の価値が下がっている気がします。
かくゆう自分も、高速道路が大好きで長距離を移動する際は、高速道路をよく利用します。
しかし、最近高速道路が走っているところをあえて一般道でいくことにより、一般道のすばらしさを改めて認識することができました。
一般道でいくメリットはこちら・・・
・もしもの時に、迂回ができる
・いろいろな景色を楽しめる
一般道には一般道ならではのよさがありますので、順番に詳しく説明して参ります。
お金がかからない
一般道は、もちろん通行料が無料でお金が一切かかりません。(一部有料道路やガソリン代はかかりますが)
距離にもよりますが、高速道路を走行した場合と一般道を走行した場合、かかる料金には結構な差がでます。
一例をあげると、東名高速道路の「東京インター」~名神高速道路の「吹田インター」まで高速道路を利用した場合、469キロの距離で通常料金10840円かかります。
これに、ETCをお持ちの方ならETC割引がつかえる日にちや時間帯に走行すれば、多少は割引が効きます。
これを、高いと思うかどうかは人それぞれかと思いますが、仮に全て一般道でいった場合はこの料金が0円、つまり無料でいけるのです。
ただ、全て一般道でいくのは時間と労力がかかってキツいという方も、いらっしゃるかと思いますので、そんな方におすすめしたいのが、ある区間は高速道路を使って、ある区間は一般道を使うという方法です。
高速道路と一般道の割合は、みなさんのさじ加減におまかせいたしますが、アドバイスとして時間帯にもよりますが、市街地や都市部はなるべく高速道路を使った方がよろしいかと思います。
市街地や都市部は、幹線道路は多めで車線がいっぱいあって走りやすいですが、交通量が多いので時間のロスが大きくなります。
正直これも、慣れていくしかない部分ではありますが、一般道を走ってなるべく時間と労力がかからない区間を、走行するようにしましょう。
・ある区間は高速道路を使って、ある区間は一般道を使うという方法もおすすめです。
・一般道を走ってなるべく時間と労力がかからない区間を、走行するようにしましょう。
もしもの時に、迂回ができる
高速道路がどんどん延びていて、交通網が発達してきました。
それでも、まだまだ一般道に比べたら総距離も路線数も少ないのが現状です。
そのため、一般道でいくともしもの時に、迂回がしやすいのです。
しかも、高速道路だとUターンするにはインターを降りてまた乗りなおさないといけないという手間がかかりますが、一般道なら交差点や少し道をそれて、もときた道に戻るだけで簡単に迂回できます。
道の選択肢が多いのも一般道の特徴になります。
高速道路は渋滞していたら、簡単には迂回できませんが、一般道なら交差点を右左折すれば迂回できて、違う道を選ぶことができます。
これも、1つのテクニックですが高速道路の渋滞がひどい場合、一度一般道に降りて渋滞の区間をすぎたらまた乗りなおすという、やり方もあります。
しかし、だいたいの場合は高速道路が混んでいたら同じ方面へいく一般道は混んでいるケースが多いのと、降りて再びのる分余計に高速料金がかかるため、注意が必要です。
ただ、時間的に余裕があるなら試してみる価値はありますし、実際に自分も何度かこのテクニックを使ったことがあり、うまくいったケースも多いです。よろしければ、ぜひ一度お試しください。
・高速道路は渋滞していたら、簡単には迂回できませんが、一般道なら交差点を右左折すれば迂回できて、違う道を選ぶことができます。
・高速の渋滞がひどい場合、一度一般道に降りて渋滞の区間をすぎたらまた高速に乗りりなおすという、やり方もあります。
いろいろな景色を楽しめる
長距離の運転の楽しみの1つに、景色を楽しむことがあります。
自分も、車窓からみえる景色が大好きで、いつも運転と一緒に景色も楽しんでいます。
高速道路でも移り変わる景色や珍しい景色を楽しむことが可能ですが、一般道だとより一層景色を楽しむことができるんです。
なぜかというと、一般道の方が速度が遅いし信号待ちで停車することがあるので、外の景色が見やすいからです。
また、高速道路は都市部と都市部をつないでいる部分が多めですが、一般道は市街地や観光地、景観地などにより深くまで通っている部分が多いからです。
例えば、みなさんがお住まいから一番近い駅の前の道も一般道だし、どこか山にいくにも神社やお寺にいくにもテーマパークにいくにも、最終的には一般道を走行することになります。
このようなことから、一般道ではより景色を楽しめるメリットがあります。
なかには、一般道でいかないと味わえない景観もありますので、おすすめです。
・一般道は市街地や観光地、景観地などにより深くまで通っている部分が多いです。
・なかには、一般道でいかないと味わえない景観もありますので、おすすめです。
さいごに
一般道は、時間と労力がかかって大変というイメージが強いかと思います。
しかし、さまざまなメリットが実はあるんです。
自分の知り合いで、約300キロを高速道路がある区間にもかかわらず、あえて一般道を走行した人もいます。
たしかに、時間はかかるし体力と精神力を削られますが、高速道路が発達している今だからこそ、今一度一般道のよさをふりかえるのもいいかもしれません。
一般道でいくメリットのおさらいです・・・
・もしもの時に、迂回ができる
・いろいろな景色を楽しめる
高速道路の走行も楽しいですが、ぜひ一般道の走行の楽しさも感じて頂けたら、嬉しいかぎりです。
今後も、運転に役立つ情報をどんどん発進して参ります。
運転の快適さや楽しさが、みなさんにも伝わるように努めて参りますので、よろしくおねがいします。
よかったら、こちらもぜひご覧ください。
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