のっぴーです。
今回は、「【運転のコツ】上手にカーブを曲がるには」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
みなさん、高速道路や山道を運転していて、カーブがキツいところに出会ったことがあるかと思います。しかも、カーブがキツいところが連続で続くところなんかも、結構あるのです。
日本は、山岳地帯が国土の約70%をしめるため、どうしても他の国々にくらべてカーブや起伏が多くなる傾向にあります。
急な坂道や山道では、一般道・高速道路とわずカーブや勾配が激しいところが増え、それゆえ運転の難易度が難しくなっているのです。
みなさんも、うまくカーブを曲がれなくって急ハンドルや急ブレーキをしてしまったことありませんか。
今回は、そんな方のお悩みを解決すべく「上手にカーブを曲がるコツ」についてお話しいたします。
こちらの記事をご覧頂くと、どんなカーブでも、スムーズにかつ安全に曲がることができるようになります。
【運転のコツ】上手にカーブを曲がるには?!
まずは、カーブの標識の知識から。
急なカーブの前にはこのような標識が立っていることが多いです。
カーブする方向と、どのくらい角度のあるカーブかを表しています。
この「R」というのが、半径を表しており数字が小さくなるほど角度のあるカーブとなります。
この数字によって、曲がるための速度が変わってきます。詳しい数値でいうと・・・
時速100キロ・・・推奨値R=460 最小値R=380
時速80キロ・・・推奨値R=280 最小値R=230
速度が速くなると、「R」の数値も高くなるようになっていて、主に高速道路の制限速度はこの「R」の数値によって安全に走行できる速度に設定されている区間もあります。
つまり、まず標識をみながらどのくらいの角度のカーブかを判断する必要があります。
カーブを曲がる際は、いくつかポイントがあります・・・
・車線の外側から入って内側に出るイメージで曲がる
・ハンドルを滑らせすぎず、いつでも操作できるようにしておく
・先を予測した運転をする
・対向車に注意する
・標識や標示をしっかりみる
カーブでの運転もコツさえつかめばスムーズにできるようになり、むしろ坂道や山道での運転が楽しくなってきますよ。
ぜひ、カーブが多いところでも快適で楽しい運転ができるように、知識と技術を向上させていきましょう。
1つずつ、詳しい説明をして参ります。
「狭い道を運転するコツ」についての記事も、よろしければご覧ください。
けんたろうさんの、「ハンドル操作が苦手な方のためのカーブの曲がり方のコツ」の動画も、とても参考になります。ぜひご覧ください。
しっかり減速してからカーブにさしかかる
スピードが出すぎていてふらついてしまい、カーブの途中で減速する方もいらっしゃいますが、そうすると不安定な運転になってしまいます。
なので、前方をみてまたは標識をみてカーブが近づいてきたとわかったら、カーブの入口に照準を合わせて徐々にブレーキを踏んで減速するようにしましょう。
できれば、カーブの間はブレーキを使わないのがベストで、カーブの出口手前でアクセルを踏み始めて加速し始められると、よりいいでしょう。
どのくらいの速度で曲がれば安全かは、見きわめが大事になってくるので、知識と経験が必要になりますが、最初のうちは自分が想像しているよりも10~15キロくらいは、減速してカーブを曲がるようにしましょう。
・カーブの出口手前でアクセルを踏み始めて加速し始められると、よりいいでしょう。
・最初のうちは自分が想像しているよりも10~15キロくらいは、減速してカーブを曲がるようにしましょう。
車線の外側から入って内側に出るイメージで曲がる
それを回避するために、カーブの入口では車線の外側から入るようにして、カーブの出口では車線の内側にでるイメージで運転すると、安定します。
日本は、左側通行なので、道路の左側から入って右側にでるイメージです。
もちろん、車線のはみ出しや道路からはみ出してガードレールや中央分離帯などに衝突しないように注意しましょう。
こちらの方法は、プロのサーキットでのレースをみているとよくみかける方法で、レーシングカーをいかにスムーズにかつ安定させてカーブを曲がるか考えられた結果、生みだされた方法であります。
一般の運転でも、こちらの方法を取り入れると上手にカーブを曲がることができるので、他の車や交通の方に迷惑にならない程度の範囲で意識して運転すると、よりよい運転が可能になります。ぜひ、やってみてください。
・車線のはみ出しや道路からはみ出してガードレールや中央分離帯などに衝突しないように注意しましょう。
・こちらの方法を取り入れると上手にカーブを曲がることができるので、よりよい運転が可能になります。
ハンドルを滑らせすぎず、いつでも操作できるようにしておく
その操作自体はかまいませんが、ハンドルを滑らせすぎて、ふらついたりよれてしまったりすることもあります。
そのため、ハンドルをいつでも操作できるような滑らせ方をするようにしましょう。
詳しくお話しすると、手から完全に離してしまうのではなく、いつでもハンドルを握れる持ち方をするように心がけるということです。
また、カーブの途中で思ったよりハンドルが切れてない場合や、隣の車や対向車などが不用意に自分の車に近よってくる場合も考えられますので、なおのこといつでもハンドルを操作できるようにしておくのは大事になります。
とっさの状況で適切な判断と操作ができるかは、運転のスキルが試される場面でもありますので、不意の状況に備える意味でも、ハンドル操作の意識は常にもつようにしましょう。
・いつでもハンドルを操作できるようにしておくのは大事になります。
・とっさの状況で適切な判断と操作ができるかは、運転のスキルが試される場面でもあります。
先を予測した運転をする
そのため、先を予測した運転をする必要があります。
先がどのくらい角度のあるカーブなのか、道幅や勾配はどうか、対向車はきていないかなどなど、予測しないといけない項目はけっこうあります。
大事なのは、いろいろ予測したうえで慎重に運転をしていくことです。
初心者の方の場合は、なにをどのくらい予測すればいいのか、わからないと思いますので、予想外なことが起きることを前提とした慎重な運転を心がけていきましょう。
すると、だんだん経験になって知識として増えていくので、予測できる幅も広がっていきます。
それが、より安全にカーブを曲がることにつながっていくのです。
先を予測する力は、運転にかぎらず普段の生活でも重要になってくるので、鍛えておくときっとどこかで役に立ちます。
・予想外なことが起きることを前提とした慎重な運転を心がけていきましょう。
・先を予測する力は、運転にかぎらず普段の生活でも重要になります。
対向車に注意する
特に、先がみえないくらい角度があるカーブだと、曲がっていていきなり現れる可能性もあるので、それも予測した運転をする必要があります。
角度が急なカーブだと、だいたいカーブミラーがついているので、うまく利用するのと、夜間の走行でみえづらい場合は、自分と対向車お互いのライトを頼りに走行するようにしましょう。
自分が下り坂のカーブを走っているときは、スピードをつい出しすぎて、対向車とすれ違うときに迷惑をかけてしまうこともあるので気をつけましょう。
対向車を常に意識していると、自然と安全の意識が強くなるので、結果カーブを上手に曲がれるようになります。心がけていきましょう。
・カーブミラーや夜間ではお互いのライトを頼りに走行しましょう。
・対向車を常に意識していると、自然と安全の意識が強くなります。
標識や標示をしっかりみる
標識や標示には、どのくらいの角度のカーブなのか、どのように曲がりくねっているのか、なにに注意するべきなのかが、だいたい記されています。
制限速度も、安全にカーブを曲がる速度に設定されているので、制限速度を守るだけでも安定感がかなり違います。
そして、意外と標識や標示の設置の数は多いので運転者にとって、さまざまな情報を与えてくれます。
しかし、数が多いがゆえ見落としてしまうケースも多いので、常に標識や標示をみる意識をしていないと、大事な情報を見逃すことにもなりますので、注意していきましょう。
標識や標示をしっかりみるクセも、カーブ以外の車の運転で役に立つ場面がいっぱいあるので、ぜひ身につけて、運転スキルをアップできるようにしましょう。
・意外と標識や標示の設置の数は多いので運転者にとって、さまざまな情報を与えてくれます。
・標識や標示をしっかりみるクセも、カーブ以外の車の運転で役に立つ場面がいっぱいあります。
カーブをより安全に通行するために、足元をしっかり固めましょう
カーブをより安全にスムーズに通行するためには、足元をしっかりすることも大事です。
車でいう足元とは、タイヤのことになります。タイヤは、数ある車の部品のなかでも重要な部品となり、しっかりしたタイヤをはくことにより安定した走行が実現できるため、カーブの安定感もより増します。
タイヤは消耗品のため、こまめなメンテナンスと早めの交換を心がけるようにしましょう。
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ご自身の車にあわせてピッタリのタイヤをかんたんに検索・購入・交換予約ができる「TIREHOOD(タイヤフッド)」様もおすすめ
自分の車種にあうタイヤがどれかわからない
さいごに
そこで、カーブをうまく曲がれると自分だけでなく同乗者の方がいる場合は、安心してお乗り頂けるかと思います。
最初は、うまくいかない場合も多いかもしれませんが、何回かチャレンジと練習をくり返して、徐々に上達していくようにしましょう。
今回のポイントは・・・
・車線の外側から入って内側に出るイメージで曲がる
・ハンドルを滑らせすぎず、いつでも操作できるようにしておく
・先を予測した運転をする
・対向車に注意する
・標識や標示をしっかりみる
「操作」に関するは、何回もやって身体に染みこませるのをおすすめします。身体に染みこんでしまえば、意識しなくても自然とできるようになります。
自分は、トレッキングが趣味なので、よく山の登山口まで車で運転していきますが、登山口が近づいてくると、カーブの場面が増えてきます。
また、首都高などの都市道路を走っていてもカーブの区間は必ずあるので、やはりカーブの運転技術の向上は必要になります。
今回のポイントをおさえれば、カーブに対しての恐怖心がなくなり、どんなに急なカーブでもスムーズにかつ安全に曲がることができるようになります。
どんなカーブなのか、適切な見きわめをして適切な「判断」と適切な「操作」ができることが重要なのです。
そのためには、何回もお伝えしたとおり知識と経験が必要になってくるので、恐れることなくどんどん練習していきましょう。
けんたろうさんの、「ハンドル操作が苦手な方のためのカーブの曲がり方のコツ」の動画も、とても参考になります。ぜひご覧ください。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
ツイッターもやっています、ぜひご覧ください。
タイヤは消耗品のため、こまめなメンテナンスと早めの交換を心がけるようにしましょう。
ご自身の運転スタイルにあうタイヤやご自身の車のタイヤサイズがわからないという方は、「TIREHOOD(タイヤフッド)」様がおすすめ
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