のっぴーです。
今回は、「ハザードランプの使い方」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
みなさん、突然ですがハザードランプをうまく使いこなせていますか。
車には、必ずついているハザードランプのボタンですが、ボタンを押すと左右のウインカーランプが前後ともに点滅するのは、ご存じの方も多いかと思います。
それでは、正しい使い方についてはいかがでしょうか。
使うときを全て理解していて、使いこなせている方はおそらく少ないのではないでしょうか。
ハザードランプをうまく使いこなせると、運転マナーの向上になりますし、周りの交通の方へより配慮できる運転ができるようになります。
使い方を熟知されている方もそうでない方にも、運転するときにとても効果的な話になりますので、ぜひご覧頂ければ嬉しいです。
ハザードランプの使い方とは?!
ハザードランプは、実にさまざまな場面で使います。
ボタンを押すと左右のウインカーランプが点滅するので、ハザードランプがついていれば、他の交通の方にもすぐにわかるようになっています。
つまり、ハザードランプはご自身の意識表示や周りの交通の方へご自身の状況を知らせるのに、とても有効なものになります。
それでは、どのようなときに使えばいいのか。主な場面は3つあります・・・
・道をゆずってくださった車へのお礼をするとき
・渋滞の最後尾に進入した際に後続車へ知らせるとき
主に、こちらの3つの場面がハザードランプを使用する状況になります。
どちらも、しなかったからといって道路交通法や交通ルールの違反になるわけではありませんが、
しっかり使えると周りの交通の方への印象がよくなるだけでなく、お互いが安心して安全に交通することができるので、ぜひおさえておきましょう。
「ハザードランプでの上手なお礼の方法」や「正しいクラクションの意味や使い方」、「ハザードランプのつけっぱなしで気をつけたいこと」についての記事も、よろしければご覧ください。
funny comさんの「意外と知らない!ハザードランプの使い方6選!!」の動画もとても参考になります、ぜひご覧ください。
駐停車や後退(バック)をするとき
まずは、駐停車したいときあるいは後退(バック)をしはじめるときに使うハザードランプです。
道路の広さにもよりますが、道路上で停まることや、走行していていきなり停まることは危険になります。
なので、後続車にわかるようにハザードランプを使いましょう。
このとき、駐停車をする際は、他の交通のさまたげにならないかをしっかり確認するといいです。
邪魔になってしまうと、追突の恐れがありますし、渋滞をまねく原因にもなります。
また、駐停車するポイントを見つけたら、後続車の追突をさけるために、急ブレーキではなく手前から余裕をもってブレーキを踏んで後続車に駐停車することを知らせるようにしましょう。
このとき、早めにハザードランプを使うとより、安全に駐停車することができます。
後退(バック)をはじめるときも、ハザードランプを使うと周りの交通の方へ、よりご自身の意識表示が伝わりやすいので有効です。
後退(バック)の際も、慌てないで落ちついて確実に操作するようにしましょう。
車は、前に進むのが基本になります。
なので、それ以外の行動をとる、つまり駐停車や後退(バック)をするときは、ハザードランプを使ってご自身と周りの方への安全に配慮できるようにしましょう。
・ハザードランプを使うと周りの交通の方へ、よりご自身の意識表示が伝わりやすいので有効です。
・駐停車や後退(バック)をするときは、ハザードランプを使ってご自身と周りの方への安全に配慮できるようにしましょう。
道をゆずってくださった車へのお礼をするとき
運転は、他の交通の方との共存になります。
ご自身1人だけではなく、必ず他の方も道路を使用して交通をしています。
そのため、他の方への思いやり、運転ではゆずり合いの精神がとても大切になります。
自分勝手になったり無理な運転をしたりして、周りの方へ迷惑をおかけしないように心がけましょう。
運転していると、ご自身が道をゆずるだけでなく他の方から道をゆずって頂くケースもあるかと思います。
そんなときは、ゆずって頂いたお礼の意識表示を伝えるために、ハザードランプを使って2~3秒、回数でいうと2~3点滅くらい、点滅させるようにしましょう。
すると、道をゆずってくださった方も「道をゆずってよかった」と思って頂けますので、お互い気もちよく運転することができます。
ご自身だけでなく、他の方も気もちよく運転することができれば、みなさんがもっと安全で快適な楽しい運転ができるようになりますので、小さなことかもしれませんが、道をゆずってくださった方へのお礼のハザードランプをぜひ使ってみてください。
・道をゆずって頂いたお礼の意識表示を伝えるために、ハザードランプを使って2~3秒、回数でいうと2~3点滅くらい、点滅させるようにしましょう。
・みなさんがもっと安全で快適な楽しい運転ができるようになりますので、道をゆずってくださった方へのお礼のハザードランプをぜひ使ってみてください。
渋滞の最後尾に進入した際に後続車へ知らせるとき
渋滞も、運転しているうえではつきあっていかなければならないものです。
いままで、順調に走行できてきたのに、いきなり前方がつまっていて、ご自身も停まりざるをえないということが、あるかと思います。
渋滞の最後尾は、だいたいいきなり停まるケースがほとんどです。
つまり、速度が急激に落ちることになり、後続車から追突させる危険性があります。
それを避けるために、渋滞にさしかかる手前でハザードランプを使って後続車にまもなく停止することを知らせるようにしましょう。
コツとしては、前方の車がハザードランプを使うあるいはご自身で渋滞の最後尾が見えはじめたら、ハザードランプを使いはじめて、後続車がご自身のハザードランプに気づいてくださり、後続車がハザードランプを使いはじめたら、ハザードランプを切るようにすると、上手に使いこなせます。
こちらの方法も、周りの方への思いやりと配慮のためにもなりますし、ご自身の安全確保のためにもなります。
特に、高速道路や幹線道路では速度が速いところから、急に停止することになるので、よりハザードランプの必要性が高まります。
渋滞中は、なるべく車線変更しない方がよろしいですが、もし車線変更する場合は、したあとに道をゆずってくださった方へのお礼のハザードランプも忘れずにするようにしましょう。
・渋滞にさしかかる手前でハザードランプを使って後続車にまもなく停止することを知らせるようにしましょう。
・特に、高速道路や幹線道路では速度が速いところから、急に停止することになるので、よりハザードランプの必要性が高まります。
さいごに
ハザードランプの使い方もさまざまありますが、どの使い方も共通していえるのが、周りの交通の方への思いやりと配慮のためと、ご自身の安全のために使用するということです。
先ほどもお話ししたとおり、ハザードランプを使わなくても道路交通法や交通ルールの違反にはなりません。
しかし、ご自身も含めて道路での交通は人が関わっております。
そこには、理屈だけではない感情も存在しますので、ぜひハザードランプを効果的に使って、周りの方と一緒によりよい交通環境をつくっていきましょう。
ハザードランプの使い方のおさらいです・・・
・道をゆずってくださった車へのお礼をするとき
・渋滞の最後尾に進入した際に後続車へ知らせるとき
どちらの使い方も、何回か使用しているとクセになって、自然とその場面や状況になったら使えるようになりますので、まずは意識して少しずつでかまいませんので、ぜひ使ってみてください。
今後も、運転に関する情報を発信してみなさんのお役にたてればと思いますので、よろしくおねがいします。
funny comさんの「意外と知らない!ハザードランプの使い方6選!!」の動画もとても参考になります、ぜひご覧ください。
こちらの記事も、よろしければご覧ください。
ツイッターもやっています、ぜひご覧ください。
コメント