のっぴーです。
今回は、「ハザードランプのつけっぱなしでもバッテリーはあがるのか」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車はさまざまな部品の組み合わせで動いております。
各部品は、それぞれ役割があり車を正常に動かすために重要な働きをしております。
そのなかでもバッテリーは、車の電力関係の中心的動力となりエンジンと同様にかなり重要な部品です。ただ、バッテリーには1つ弱点があります。
それは、エンジンをつけないと電力が充電されないことです。
そのため、エンジンをつけない状態のまま車の電機系統を使用し続けると、バッテリーがあがってしまい車が動かなくなります。
私たちが日ごろ運転しているなかで、うっかり電機系統を使用し続けてしまうことの1つにハザードランプのつけっぱなしがあります。
それでは、ハザードランプをつけっぱなしにしていてもバッテリーはあがるのかどうか、今回お話ししていきます。
ハザードランプのつけっぱなしでもバッテリーはあがるのかどうか?
ハザードランプは、意外とさまざまな場面で使用します。
お礼や謝罪のためにハザードランプをつけたり、駐停車の際やバックの際につけたりなど、運転していると必ず使う場面がやってきます。
そして、使ったあとについ消すのを忘れてそのままつけっぱなしにしてしまうケースが多くあります。
いわゆるハザードランプの消し忘れです。
ハザードランプをつけっぱなしにしている車をたまにみかけますが、なかには車から離れている時間が長いのか、かなりの時間ハザードランプをつけっぱなしにしている車をみかけることがあります。
ハザードランプのつけっぱなしは、バッテリーあがりにつながるのか、気になる方も多いかと思います。
車の部品について、詳しく知ることで、運転をより快適にしていけるようにしましょう。
ハザードランプをつけっぱなしでもバッテリーがあがるのかどうかについてがこちらです・・・
・バッテリーが満タンの状態で、5~10時間でバッテリーが切れる
・バッテリーのメンテナンスやケアも大事
ハザードランプとバッテリーはやはり関係性がつよいため、そのあたりを意識して使用していく必要があります。
1つずつ、詳しく説明をします。
「バッテリーあがりの対策方法」や「ハザードランプのつけっぱなしで気をつけたいこと」についての記事も、よろしければご覧ください。
ハザードランプをつけっぱなしにすると、バッテリーがあがります
結論からいうと、ハザードランプのつけっぱなしでもバッテリーはあがります。
なのでバッテリーの消し忘れには十分気をつけてなくてはいけません。
ハザードランプは、つけるとカチカチという音がするため、ヘッドライトやルームランプにくらべて消し忘れは少ないように思われますが、それでも消し忘れるケースが多くあります。
特に、駐停車やバックの際にハザードランプを使用したときは、そのあと車を離れてしばらく戻ってこないことも多いかと思うので、気をつけてなくてはいけません。
車を離れる際は、ハザードランプをはじめライト類がしっかり消えているかを確認してから、離れるようにしましょう。
つけっぱなしだと、バッテリーがあがり車が動かなくなります。
最近の車ですと、ヘッドライトのつけ忘れに関しては音で知らせてくれたり、自動で消灯する機能が備わっていますが、ハザードランプにはまだまだそのような機能はないため、やはりご自身で確認をするようにおねがいします。
・しばらく車に戻ってこないときは、気をつけてなくてはいけません。
・ハザードランプには自動消灯機能はないため、やはりご自身で確認をするようにおねがいします。
バッテリーが満タンの状態で、5~10時間でバッテリーが切れる
ハザードランプをつけっぱなしにしておくと、バッテリーがあがります。
では、実際にどのくらいの時間つけっぱなしにしておくと、バッテリーがあがるのか。
バッテリーがあがる目安は、バッテリーが満タンの状態でヘッドライトのつけっぱなしでだいたい5時間ほどといわれていて、ハザードランプはヘッドライトの約半分くらいの電力だといわれています。
なので、バッテリーが満タンの状態で約10時間つけっぱなしにしておくと、バッテリーはあがってしまいます。
夜、ご自宅や旅先に到着して一晩放置していたら、バッテリーがあがってしまうということです。
しかも、満タンの状態で10時間になるため、バッテリーはつねに満タンということはなく、半分くらいしか充電されていない場合もあります。
そうなると、約5時間でバッテリーがあがってしまうため、より気をつけなくてはいけません。
バッテリーの充電度合いは目ではみえないし、ガソリンの残量みたいな表示もないため、難しいところであります。
バッテリーのコンディションを判断するのが難しい分、普段からライト類のつけ忘れには十分気をつけて車を管理するようにしましょう。
・バッテリーはつねに満タンということはなく、半分くらいしか充電されていない場合もあります。
・普段からライト類のつけ忘れには十分気をつけて車を管理するようにしましょう。
バッテリーのメンテナンスやケアも大事
バッテリーは、コンディションをみるのが難しい分、日ごろのメンテナンスやケアが大事になります。
バッテリーにもいろいろなメンテナンス方法があります。
私たちの手で比較的かんたんに行えるのが、カー用品店などで販売しているバッテリー液を購入して、定期的に補充することです。
バッテリー液を補充することにより、バッテリーは蓄電されやすく充電もされやすくなります。
また、バッテリーの状態自体を直接みるのはなかなか難しいため、専門の方による点検をおねがいするのも効果的です。
点検すれば、バッテリーの状態を専門の方から教えていただけるので、コンディションの管理がしやすくなります。
バッテリーをあげないためには、ライト類のつけ忘れを防ぐことも大事ですが、バッテリーをつねにいい状態にしておくことにより、充電の具合を高くしておくことにより、バッテリーがあがりにくくすることも大切なのです。
また、バッテリー液の補充や専門の方による点検だけでは限界があるため、定期的なバッテリーの交換を行うと、よりバッテリーあがりの対策ができるため効果的です。
・バッテリーの状態自体を直接みるのはなかなか難しいため、専門の方による点検をおねがいするのも効果的です。
・定期的なバッテリーの交換を行うと、よりバッテリーあがりの対策ができるため効果的です。
さいごに
バッテリーが一度あがってしまうと、車が動かなくなり、他の車に助けていただくか、ロードサービスを呼ぶしかなくなるため、かなり手間がかかります。
ハザードランプのつけっぱなし自体はたいしたことでなくても、長時間つけっぱなしにしているとバッテリーはあがってしまうので気をつけたいところです。
一番は、目的地に到着して車を降りる際にライト類のつけ忘れがないかどうかを確かめる習慣をつけることです。
そうすることで、ハザードランプのつけっぱなしも防げて、バッテリーあがりの心配もなくなります。
トラブルをなるべくなくせるように努めたり工夫をこらしたりして、運転がいつでもいつまでも快適に楽しくできるようにしましょう。
あらためて、ハザードランプのつけっぱなしでもバッテリーがあがるかどうかのおさらいです・・・
・バッテリーが満タンの状態で、5~10時間でバッテリーが切れる
・バッテリーのメンテナンスやケアも大事
バッテリーも消耗品ですので、普段からいたわってあげることと、メンテナンスやケアを大事にして、いい状態をたもてるようにしましょう。
今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
こちらの記事も、よろしければご覧ください。
ツイッターもやっています、ぜひご覧ください。
コメント