のっぴーです。
今回は、「運行前点検の最低限みるべきところ」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
みなさん、運行前点検をしっかりできていますでしょうか。
運行前点検とは、運転する前に車の外部や内部に異常がないか確認する作業のことをいいます。
運行前点検がしっかりできていれば、安全に安心して車に乗れるだけでなく、車が長持ちすることにもつながります。
できれば、その日の運転を始める前に必ず運行前点検をできるとベストです。
とはいっても、なかなか毎日毎回車の点検をするのも大変かと思います。
点検するところは、車の外部からボンネットの内部のエンジンルームまであるので、全て点検するだけで、かなりの時間が必要になります。
そこで今回、運行前点検で最低限みておくべきところについてお話しします。こちらの記事をご覧頂ければ、運行前点検のなかでも特に大事な、最低限毎回確認するべきポイントがわかります。
よく運転をされる方や、長距離の運転が多い方、久しぶりに車を使って運転される方など、さまざまな方々にとって、有効なお話しになりますので、ぜひご覧頂ければと思います。
運行前点検で最低限みるべきところとは?!
実際、仕事のために使う車の場合は、毎日運行前点検が必須で、運行者が点検をして運行管理者の方に確認して頂いてからでないと、車の運転ができない会社もよくあります。
自家用車の場合は、会社で使用する車に比べたら運行前点検の比重は下がりますが、それでもやったほうが安全のためになります。
ただ、毎回全部の点検項目を確認するのは大変かと思いますので、最低限確認するべきところを紹介いたします。
最低限みるべきところは3ヶ所・・・
・ライト類
・ミラー、ガラス
こちらの3ヶ所は、車を運転するうえで特に大事なところになりますので、運転を始める前に必ず確認するようにしましょう。
1つずつ、詳しく説明をして参ります。
カミタケモータース様の「12か月点検って必要なもの?法定点検で求められていることや実施場所は?」もとても参考になります、ぜひご覧ください。
「自動車のエンジンオイルの交換時期・目安」や「JAFに加入するメリット」、「ブレーキランプを交換する方法・場所」ついての記事も、よろしければご覧ください。
タイヤ
タイヤが正常でないと、車もしっかり走ってくれませんので、ちゃんと点検をしましょう。
理想なのは、右前輪のタイヤから確認を始めて時計回りで右後輪・左後輪・左前輪の順に確認して、車の前方を通って、右前輪に戻ってくる順番です。
この順番で、タイヤの確認と一緒に車の外部と周囲の確認もすると、ちょうど一周して目の前が運転席になるので、タイヤ・車の外部・周囲が一緒に確認ができて、しかもすぐに車での乗れるのです。ちょっとした、豆知識ですがぜひ試してみて頂ければと思います。
確認するポイントとしては、まずは空気圧が正常に入っているかです。
空気圧がしっかりはいっていないと、燃費や安定した走行に加えて乗り心地にも影響がでます。
あとは、タイヤの磨耗が激しくないかと亀裂や損傷がないかをチェックしましょう。
タイヤの磨耗が激しいと滑りやすくなりますし、タイヤに亀裂や損傷があるとパンクや破裂の恐れがあり、危険です。
タイヤの空気圧や亀裂・損傷で少しでも気になったら、お近くのガソリンスタンドやディーラー、カー用品店で空気圧の調整や亀裂・損傷の具合の確認などして頂けますので、ぜひ利用しましょう。
・空気圧が正常に入っているか確認しましょう。空気圧がしっかりはいっていないと、燃費や安定した走行に加えて乗り心地にも影響がでます。
・タイヤの磨耗が激しくないかと亀裂や損傷がないかをチェックしましょう。タイヤの磨耗が激しいと滑りやすくなりますし、タイヤに亀裂や損傷があるとパンクや破裂の恐れがあり、危険です。
ライト類
そのため、ライト類の点検も毎回かかさずにするようにしましょう。
ライトは、単純に各ライトがちゃんと点灯するかどうかを確認するだけでかまいません。
運行前に、各ライトの点灯操作を順番に行って、正常に点くかどうかを確認しましょう。
ただ、一言でライトといっても、ヘッドライト・テールライト・ウインカー・ハザード・ブレーキランプ・後退灯・フォグランプなどさまざまあるプラス、細かいことをいうと、車内灯もあります。
少し大変ですが、これらを全部1つずつ操作して確認しましょう。
確認方法としては、同乗者がいらっしゃる場合は同乗者の方に外に出てみてもらい、1人の場合は、壁にあてるなどして確認するといいでしょう。
もし、1人での確認が困難あるいはどこかライトがつかない場合は、ガソリンスタンドやディーラー、カー用品店などで確認やライトの交換をするようにしましょう。
もし、ライトが点かないところがある場合、走行していて危険性が高まりますので、早めに交換するのをおすすめします。
・運行前に、各ライトの点灯操作を順番に行って、正常に点くかどうかを確認しましょう。
・ライトが点かないところがある場合、走行していて危険性が高まりますので、早めに交換するのをおすすめします。
ミラー、ガラス
ミラーとガラスの場合は、まず極端に汚れていないかの確認です。
極端に汚れているとみえづらくなって、運転に支障がでますので、タオルなどでしっかり拭き取るようにしましょう。
特に雨の降ったあとは、雨粒で汚れている可能性が高いので、しっかり確認と拭き取りを行うのをおすすめします。
また、冬の時期はミラーやガラスが霜や雪でおおわれていることもあります。
この場合は、完全にミラーがみえなくなっていますし、外の景色もみることができなくなっています。
手で払いのける方法もありますが大変なので、あらかじめカー用品店で霜を除去できるスプレーや小型のスコップなどを購入して準備しておくことをおすすめします。
そして、ミラーやガラスが完全にみえるようになってから、運転するようにしましょう。
ミラーやガラスに亀裂や損傷があった場合は、そのまま走行すると危険ですので、すぐにディーラーかカー用品店で交換するようにしましょう。
ミラーやガラスの亀裂や損傷は、少しのところから全体に一気に広がる可能性もありますので、早めの交換が大事になります。
・ミラーとガラスが極端に汚れていないか、霜や雪でみえなくなっていないかなどん確認して、しっかり視界が確保できみえるようになってから、運転するようにしましょう。
・ミラーやガラスに亀裂や損傷があった場合は、そのまま走行すると危険ですので、すぐにディーラーかカー用品店で交換するようにしましょう。
さいごに
全部の項目を確認するのは厳しくても、最低限確認するべきところは、運転する日の最初の運転の前に必ずするようにしましょう。
また、その他のところの点検に関しても定期的に行うと車をいい状態でたもてますので、半年に1回のペースで、ガソリンスタンド・ディーラー・カー用品店・自動車工場なので、点検をしてもらうこともおすすめです。
こまめに点検していると、車は必ず答えてくれます。
自分たちが毎日安全に安心して車を運転できるようになるのです。
安定感も高まりますし、運転がもっと気もちよく楽しいものになります。
みなさん、金銭面をはじめ少なからずなにかしらのリスクをおって、車の購入や使用をされているかと思います。
そのリスクを少しでも軽減するという意味でも、運行前点検の実施をぜひやっていきましょう。
今回のポイントのおさらいです・・・
・ライト類
・ミラー、ガラス
こちらの3ヶ所は、運行前点検で最低限みておくべきところになります。
しっかり確認して本日も安全で快適な運転をしていきましょう。
カミタケモータース様の「12か月点検って必要なもの?法定点検で求められていることや実施場所は?」もとても参考になります、ぜひご覧ください。
こちらの記事も、よろしければご覧ください。
ツイッターもやっています、ぜひご覧ください。
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