のっぴーです。今回は、「濃霧の中を運転するコツ」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
運転はいつも好条件でできるわけでなく、ときには悪条件のなかを運転しなければならないことがあります。
雨や雪をはじめ、強風もそうですし、路面の凍結や段差なども悪条件に含まれます。
そんな悪条件のなかの1つに霧があります。霧は、主に山間部で発生しやすい天気の現象ですが、あまりにも霧が濃いと前が全く見えなくなるため、運転していて視界がみえづらくなってしまいます。
濃霧の場合、10メートル先もみえづらくなるときもありますし、あまり経験する機会も少ない方が多いため、対処方法に困る可能性は高いです。
ただ、運転していると濃霧とであう可能性はなきにしもあらずなので、その際に適切に対応できるように、濃霧の際の運転のコツを身につけておきましょう。
濃霧の中を運転するコツとは?!
前方の車の存在や対向車がくるタイミング、駐停車している車などの情報が入ってきにくくなるため、本当に気をつけて運転する必要があります。
霧は、主に冬の朝方で気温の低い時間帯に発生しやすくなりますが、夏でも昼の時間帯でも発生する可能性はありますので、一年中警戒するべき現象といえます。
幹線道路や高速道路に設置されている電光掲示板で、濃霧注意の区間をお知らせする表示がでることもありますので、しっかりチェックして準備することもおすすめです。
準備して適切に対応や対処をするためには、濃霧の中をを運転するコツを身につけておく必要がありますので、しっかり理解して実際の運転で活かせるようにしましょう。
濃霧の中を運転するコツがこちらになります・・・
・なるべく速度をひかえめに走行する
・あまりにもすごい霧の場合は無理をしないで、安全なところで一時停車して霧が薄くなるのを待つ
霧があまりにも濃いと、先の道路状況が全くわからなくなります。
普段以上に慎重かつ注意深く運転して、安全に走行できるように努めていきましょう。
1つずつ、詳しい解説をしていきます。
「雨の日の運転で気をつけること」についての記事も、よろしければご覧ください。
ライトをしっかり点灯させて視界を確保するように努める
状況によって、ロービームとハイビームを使い分けて、もしフォグランプがある場合はフォグランプもつけるようにするといいでしょう。
濃霧の場合、基本的にはハイビームで運転してなるべく前方がみえるようにすることが大事ですが、対向車がきた際は対向車の方がまぶしくないようにロービームに切り替えると、配慮して運転することもできます。
霧が濃いと前が全く見えなくなるためをとにかく視界を確保することに努める必要があります。
周りの方々にご迷惑にならない範囲で、あらゆる手を使って視界をつくるようにすると、安全に運転ができます。
また、濃霧だとフロントガラスがくもりやすくなることもあるため、ワイパーやデフというフロントガラスに暖かい風を送ってくもりをとる機能を使ったり、あらかじめフロントガラスにくもりどめをぬっておくなどの、準備をしておくこともおすすめです。
前が見えない状態での運転は、怖さと不安しかありません。それを少しでも解消するために、視界の確保はとても大事です。
特に、濃霧では視界を確保しないと運転するのが厳しいこともありますので、ライトをしっかり使うようにしましょう。
・霧が濃いと前が全く見えなくなるためをとにかく視界を確保することに努める必要があります。
・前が見えない状態での運転は、怖さと不安しかありません。それを少しでも解消するために、視界の確保はとても大事です。
なるべく速度をひかえめに走行する
視界が悪い分、入ってくる情報が少ないので、通常と同じ速度で運転していると、何かあった際に対応が遅れる可能性が極めて高いのです。
濃霧でも、前に車がいたり対向車がくることがありますし、障害物や落下物がある可能性だってあります。
それらに適切に対応するためには、やはり速度を落として運転する必要があるのです。
速度の目安は、霧の濃さにもよりますが何かあった際にすぐに停まれる速度で運転することが大事です。
また、いつでも停まれるように心の準備をしておくことも必要になります。
霧の濃さによっては、制限速度よりかなり遅い速度での走行が求められますが、ご自身が安全に走行できる速度で慎重に焦らないで運転することが大事です。
速度を落としていると、カーブや車線変更でのハンドル操作もゆっくりすることができますが、その際も冷静に落ちついて操作するように心がけましょう。
・速度の目安は、霧の濃さにもよりますが何かあった際にすぐに停まれる速度で運転することが大事です。
・速度を落としていると、カーブや車線変更でのハンドル操作もゆっくりすることができますが、その際も冷静に落ちついて操作するように心がけましょう。
あまりにもすごい霧の場合は無理をしないで、安全なところで一時停車して霧が薄くなるのを待つ
そのくらい濃い霧の場合は、あまり無理をしないことも賢明な判断といえます。
安全なところで一時車を停めて、霧が薄くなるのを待つのも1つの方法です。
雨やどりと同じような感覚で、霧の状況をみながら再出発のタイミングをみはからいます。
正直、かなり霧が濃い場合は何をしても視界を確保することが難しく、運転が極めて困難になることがあります。
その際は、ほんとにあまり無理をしないことがおすすめです。
一時車を停める際は、なるべく他の交通の方々の邪魔にならないところへ停めるようにすると安全です。
ご自身もそうであるように、周りの方々も濃霧により運転が難しい状況になっていますので、配慮のある行動が大切です。
車を停めるという判断は、実際はなかなか決断するのが難しいかもしれませんが、前方が全くみえないのなら、選択肢として考えるのは有効です。
とにかく、ご自身と周りの方々の安全を第一に考えて行動しましょう。
・一時車を停める際は、なるべく他の交通の方々の邪魔にならないところへ停めるようにすると安全です。
・とにかく、ご自身と周りの方々の安全を第一に考えて行動しましょう。
さいごに
ただし、基本的には他の悪条件のときと同様で、無理をしないで落ちついて対応することが大事になります。
日本にもいろいろなところがあるため、気候や天気も、地域や土地によってまちまちです。
そのため、特に長距離の運転でいろいろなところへいかれる方は、さまざまな悪条件に対応していく力が求められます。
いろいろなところへいくと、いろいろな経験ができるため、ほんとに勉強になります。
濃霧もその1つで、1回経験するのとしないのでは、もしものときの対応力が変わってくるため、経験していると運転の幅が広がります。
できれば濃霧にであわないのが一番ですが、もしであってその中を運転することになった際は、今回お話ししたことを思い出して、貴重な経験ができるという、前向きな気もちで運転していただければと思います。
あらためて、濃霧の中を運転するコツのおさらいです・・・
・なるべく速度をひかえめに走行する
・あまりにもすごい霧の場合は無理をしないで、安全なところで一時停車して霧が薄くなるのを待つ
悪条件でいかに適切な対応ができるかは、運転の本質が問われるところでもあります。
最初は、どうすればいいのかわからなくて慌てたり焦ったりしてしまうかもしれませんが、少しずつ確実に上達していけるように努めていきましょう。
今後も、運転についていろいろな情報を発信していきます。よろしくおねがいします。
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