のっぴーです。
今回は、「サイドミラーを調整するコツ」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
車の運転の際にサイドミラーをみることは、とても重要なことです。
運転席に座ると基本的に前と真横しか目視ではみえないため、主に側面の後方の様子をみるためにはサイドミラーをみる必要があります。
正直、サイドミラーがしっかりみれていれば最悪ルームミラーはみえなくても運転はできます。
安全にスムーズに運転するためには、サイドミラーは必要不可欠なものなのです。
特に、車線変更や狭い道での運転、右左折やバックの際などはサイドミラーが活躍します。
実に、さまざまな場面で必要になるのがわかります。
サイドミラーは、ご自身がみやすくするための調整が必要になります。
運転をはじめる前に、適切な位置になるように必ず調整をするようにしましょう。
サイドミラーの調整には、うつすポイントや状況に応じての調整方法などのコツがあります。
サイドミラーの調整のコツを身につけて、より安心安全に運転していきましょう。
サイドミラーを調整するコツとは?!
最近の車では、サイドミラーの調整を車内のボタンでできるようになったため、運転席に座りながら、ご自身の合わせたいポジションに調整することが、かんたんにできるようになりました。
ボタンでは、左右を選べるボタンと上下左右を調整するボタンがあるため、まずは車の説明書をみるか、試しに何回かボタンを使ってみて、調整の方法がわかるようにしましょう。
そのうえで、ご自身がみやすく運転がしやすく、かつ安全に周囲の安全確認ができるポジションに調整しなければいけません。
調整のしかたはかんたんですが、調整位置はかんたんで意外と難しいものなのです。
サイドミラーの調整位置によって、ご自身の運転の安全性は変わります。
それによって、ご自身や周りの交通の方々への危険度も変わってきますので、しっかりとした位置に調整できるようにしましょう。
サイドミラーを調整するコツがこちらです・・・
・なるべく隣の車線の奥の方までうつす
・バック駐車の際はミラーを下げると駐車しやすくなります
サイドミラーの調整はバランスが大事になります。
また、前に進んでいる際と後ろにバックしている際では、サイドミラーのみえる位置を変えるのもコツです。
1つずつ、詳しく説明をしていきます。
「運転の視野を広くたもつため」についての記事も、よろしければご覧ください。
車のサイドが奥までしっかりうつるようにする
サイドミラーには、ご自身の車のサイドがしっかりうつっている必要があります。
しかも、奥までちゃんとみえる位置に調整することが大事です。
車のサイドをうつしている方はほとんどですが、奥までしっかりうつすことを意識している方は意外と少ないので、運転する前に確認する必要があります。
車のサイドをうつすことは、主に狭い道での運転や右左折・バックのときに大事になります。
車のサイドをしっかりうつしていないと、車両感覚もわからなくなってしまうため危険です。
車の長さが長い車ほど、狭い道や右左折・バックに慎重さが求められるため、車のサイドの奥までしっかりうつすことを意識するといいでしょう。
車のサイドを奥までしっかりうつす分、側面をうつす範囲は狭くなりますが、そうすると今度は車線変更の際にみえづかくなってしまうので、上手にバランスをとるように心がけましょう。
・車のサイドをうつすことは、主に狭い道での運転や右左折・バックのときに大事になります。
・車のサイドを奥までしっかりうつす分、側面をうつす範囲は狭くなりますが、上手にバランスをとるように心がけましょう。
なるべく隣の車線の奥の方までうつす
とはいっても、車線変更も運転のなかでは難しい動作になるため、なるべく難易度を下げるためにも、側面もしっかりとうつしたいところです。
特に、最近では幹線道路や高速道路が発達していて、片側2車線以上の道路が増えているため、車線変更をする機会も増えてきております。
ポイントとしては、車のサイドをうつすこととバランスをとりつつ、なるべく隣の車線の奥までうつすことが理想です。
そうすると、車線変更がしやすくなります。
車線変更の際、移る車線の後方からくる車がみえないのが一番危険ですが、サイドミラーをしっかり調整して、隣の車線の奥までみえるようにすると、後方から車がきているかどうかがわかりやすくなるため、車線変更をしていいタイミングかどうかを判断しやすくなるのです。
運転の際は、周囲の車の存在をいかに認識しているかが大事になります。
そのためにも、なるべく周囲の車がサイドミラーにうつるように調整するのも、スムーズに運転するコツといえます。
・車のサイドをうつすこととバランスをとりつつ、なるべく隣の車線の奥までうつすことが理想です。
・なるべく周囲の車がサイドミラーにうつるように調整するのも、スムーズに運転するコツといえます。
バック駐車の際はミラーを下げると駐車しやすくなります
車は基本的には前に進む乗り物ですが、後ろに下がる、いわゆるバックをするときもあります。
バックの際は、サイドミラーをしっかり使わないといけません。
特に、バックで駐車する際は決められたマスのなかに車をおさめないといけないので、しっかりサイドミラーを使いこなせないと、なかなか苦労します。
実は、バック駐車の際にコツがありまして、サイドミラーを下げると駐車のラインや障害物との境目、縁石などの有無がみえやすくなるため、格段に駐車がしやすくなるんです。
最近では、車の機能でバックにギアを入れた際、自動でサイドミラーが下がるしくみも搭載(とうさい) されるようになりました。
バックモニターと合わせて、バック駐車がしやすくなる機能がどんどん登場しております。
とはいえ、まだまだ自動でサイドミラーが下がる機能がついていない車も多いので、もし機能がついていない場合は、バックを開始する前に左右のサイドミラーをボタンにより下げれば、駐車がしやすくなりますので、ぜひ試していただければと思います。
駐車が終わったあとは、ボタンで上げれば通常走行時の位置に戻せるので、忘れずに戻すようにしましょう。
・バック駐車の際、サイドミラーを下げると駐車のラインや障害物との境目、縁石などの有無がみえやすくなるため、格段に駐車がしやすくなります。
・バックを開始する前に左右のサイドミラーをボタンにより下げれば、駐車がしやすくなりますので、ぜひ試していただければと思います。
さいごに
運転には技術も大切ですが、準備も同じくらい大切です。
いかに、運転しやすい環境をつくれるかは、準備をしっかりすることがカギとなります。
サイドミラーの調整も、車の運転をする前の大事な準備の1つです。
サイドミラーの調整をしっかりやれば、運転がしやすくなるのでもっと快適にもっと楽しく運転することもできます。
サイドミラーの調整の方法は、教習所では詳しく教えないところですが、うつす位置とか見え方で、運転の難易度がほんとに変わるので、実はかなり大事なことなのです。
もし、運転していて危ない思いや怖い思いをすることが多い方は、サイドミラーを調整するコツを身につけるところから、はじめてみるのもいいかもしれません。
あらためて、サイドミラーを調整するコツのおさらいです・・・
・なるべく隣の車線の奥の方までうつす
・バック駐車の際はミラーを下げると駐車しやすくなります
車の運転も基本が大事です。
正しいシートポジションの調整から正しい姿勢をつくること、そして運転しやすいサイドミラーの位置調整をするだけで、運転の世界はガラリと変わります。
運転をもっと楽しくてワクワクするものにできるように、しっかりと準備をしていきましょう。
今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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