のっぴーです。
今回は、「一般道の法定速度」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
日本の道路には必ず速度の取り決めがあります。
どちらの道路を走行していても、道路交通法に準じた速度の範囲内で走行しなくてはいけません。
そのためには、道路交通法で定められている法定速度と制限速度について知っておく必要があります。
みなさん、道路交通法を理解しているのを前提で運転していますので、知らないまま車を運転することは、危険な行為といえます。
制限速度は、みなさんご存じの方も多いのですが、法定速度に関してはご存じない方も多く、法定速度が設定されている道路を走行している車は、車によって速度がまちまちで差が大きいのが印象です。
特に、一般道の法定速度がわからないという方も多く、それにより交通の流れが乱れてしまっているケースをよくみますので、まずは一般道の法定速度を理解して、それにあわせて運転してご自身も周りの交通の方々もスムーズに走行できるようにしましょう。
一般道の法定速度はどのくらい?!
制限速度の標識がある道路では、数字が大きく書いてあるため、わかりやすいのですが、制限速度のない法定速度で走行する道路は、実際に道路上に数字が書いてあるわけではないので、あらかじめ数字を覚えておかなければいけません。
さらに、法定速度の標識というのはないため道路を走行してしばらくしても制限速度の標識がでてこないと、制限速度のある道路なのかない道路なのか悩むときもあります。
基本的には、100メートルほど走行しても制限速度の標識がみあたらない場合は、法定速度となります。また、標識ではなく道路上に描かれている標示で制限速度が表されている場合もあるため、地面にも注目する必要があります。
あとは、一般道での法定速度をしっかり理解して、みなさんがよりよい交通ができる速度での運転を心がけていきましょう。
一般道の法定速度についてがこちらです・・・
・制限速度の標識や標示がある道路では、制限速度を優先して走行する
・交通量や状況にあわせて、臨機応変に速度を変化させる
道路の幅や条件によって、法定速度や制限速度はガラリと変わります。
法定速度をしっかり理解することと、制限速度の標識や標示をこまめに確認して、安全に運転しましょう。
1つずつ、詳しく説明をします。
「一般道で制限速度の標識なしのところでの制限速度」や「道路の制限速度を調べる方法」についての記事も、よろしければご覧ください。
一般道の法定速度は時速60キロ
一般道の法定速度は時速60キロとなります。
これは、道路交通法施行令の第11条で定められており、一般道では最高速度が時速60に設定されています。
(道路交通法施行令のホームページはこちら 道路交通法施行令 | e-Gov法令検索)
ちなみに、高速道路では法定速度が時速100キロに設定されており、制限速度の標識や標示がない区間では、法定速度の時速100キロが適用されます。
最近、一般道でも交通の利便性やアクセスの向上がされてきているため、各地で幹線道路やバイパスなどの、いわゆる高規格な道路が増えてきました。
幹線道路やバイパスでは、標識や標示がなく法定速度が適用されているところが多いので、しばらく走行して制限速度の標識や標示がみあたらない場合は、法定速度の60キロを頭にいれて走行するようにしましょう。
まれに、制限速度の標識や標示がないからといって時速60キロを大幅に超える速度で走行している車をみかけますが、そのような車に惑わされずに、法定速度をしっかり守って走行するようにおねがいします。
・最近は、法定速度が適用されるいわゆる高規格な道路が増えてきました。
・しばらく走行して制限速度の標識や標示がみあたらない場合は、法定速度の60キロを頭にいれて走行するようにしましょう。
制限速度の標識や標示がある道路では、制限速度を優先して走行する
法定速度以下の速度での走行が望ましい道路には、制限速度の標識や標示が設置されています。
その場合は、法定速度より制限速度が優先されます。
幹線道路やバイパスが増えているとはいえ、日本にはまだまだ狭い道が多いため、制限速度が設けられている道はたくさんあります。
制限速度が設定されている場合は、しっかり守っていくことが大事です。
制限速度は、道路によって変わりますので新しい道路に入ったら、必ず走行している制限速度を確かめる必要があります。
つまり、制限速度の標識や標示をなるべく早めにみつけることが大事です。
また、同じ道路でも区間によって道路の形態や条件が変わるため、それに伴い制限速度も変化することがあります。
なので、同じ道路を走行中も、制限速度の標識や標示をこまめに確認することをおすすめします。
運転の経験を積んだり慣れてくると、走行している道路の道幅や雰囲気で、制限速度の標識や標示をみなくても、だいたいの予測がついたりします。
ただ、道幅が広いのに案外制限速度が低く設定されている道なんかもありますので、しっかり制限速度を確認する作業を怠らないようにしましょう。
・制限速度は、道路によって変わりますので新しい道路に入ったら、必ず走行している制限速度を確かめる必要があります。
・同じ道路を走行中も、制限速度の標識や標示をこまめに確認することをおすすめします。
交通量や状況にあわせて、臨機応変に速度を変化させる
法定速度や制限速度を遵守していくのを前提として、運転中はさまざまなことが起こりますし、時間帯や天候、道路状況などはその時その時で変わってきます。
それに伴い、ご自身の運転しやすさも周りの方々の状況も変わりますので、安全に運転するために臨機応変な対応をしていく必要があります。
一番は、適切な車間距離と適切な速度を保つことによりスムーズで安全な運転が可能性になります。そのために、場面と状況にあわせて柔軟に速度を変化させていく必要があります。
速度が速すぎるのは当然よろしくありませんが、遅すぎるのもスムーズさを欠くことになり周りの交通の方々の流れを乱してしまうため、実はよろしくなかったりします。
適切な速度を判断して走行していくのは、なかなか難しいですが、まずは周りの方々に思いやりと配慮をもって、それに応じてどのくらいの速度で走行すればいいかを考えていくといいでしょう。
・速度が速すぎるのは当然よろしくありませんが、遅すぎるのも実はよろしくなかったりします。
・まずは周りの方々に思いやりと配慮をもって、それに応じてどのくらいの速度で走行すればいいかを考えていくといいでしょう。
さいごに
一般道にも、高速道路と同様に法定速度と制限速度が存在します。
みなさん、周知だという前提で走行していますので、運転する以上は覚えておく必要があります。
特に、法定速度は道路上に主だった表示がないため、わからないまま走行してしまうと、交通の流れを乱してしまうことになるため、危険度が高くなります。
各道路には、走行するにあたり適切な速度というものがあり、それをもとに法定速度や制限速度が設定されています。
安全に快適に運転するために、法定速度や制限速度を遵守していくことが大事です。
まずは、教習所で習ったことを思いだしながら、わからない部分は本やサイトをみて調べておくと、より安全に運転ができるためおすすめです。
あらためて、一般道の法定速度についてのおさらいです・・・
・制限速度の標識や標示がある道路では、制限速度を優先して走行する
・交通量や状況にあわせて、臨機応変に速度を変化させる
法定速度や制限速度を理解したうえで、場面や状況にあわせて、臨機応変に対応していくことが大事です。
みなさんがよりよい交通ができるように配慮していきましょう。
今後も、運転についてさまざまな情報をお届けします。よろしくおねがいします。
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