のっぴーです。
今回は、「狭い道を運転するコツ」について、お話しして参ります。
その前に、軽く自分の経歴からお話しします。
自分は、10年間車の運転の仕事に携わっていて、仕事で年約4万キロ、プライベートで年約2万キロの計6万キロを年間で走行しています。
これは、地球約1.5周分の長さになります。
そんな自分が、運転や交通に関する情報をみなさんにお伝えすることにより、少しでもみなさんのお役に立てばと思い、記事をまとめております。
狭い道での運転は、集中しないといけないし神経をつかうので、すごく苦労しますよね。
日本は、国土が狭く山岳地帯が多いので、必然的に狭い道が多くなります。
幹線道路から曲がるとすぐ狭い道というところも、非常に多いです。
しかも、狭い道が連続している地域なんかもあり、抜けだすのに5分以上かかるケースもあります。
運転している以上、狭い道はさけて通れないので、何回か運転して、狭い道でもなんなく運転できるようにしましょう。
狭い道の運転にもコツがあります。コツさえ身につければ、意外と楽に狭い道の運転ができて、運転の幅が広がりますよ。
「狭い道の運転が苦手な方」
「ハンドル操作や加減速の切り替えが苦手な方」
「ヒヤリハットの多い方」
などは、ぜひご覧頂ければと思います。
狭い道を運転するコツとは?!
そもそも、狭い道の運転では幹線道路や高速道路と違う運転が要求されます。
つまり、狭い道と広い道での運転は、まったくの別物だと考えていいでしょう。
なので、幹線道路などの広い道から狭い道に入ったら、運転を狭い道モードへすぐに変える必要があります。
この切り替えがなかなか大変で、狭い道の運転が苦手な方も多いのです。
狭い道では、ご自身だけでなく周りの歩行者や自転車、バイクや車も狭い道を同様の条件で通行しています。
まずは、それを理解して周りの方に思いやりをもって運転をしましょう。
狭い道では、実にいろいろなことが起きますし、すぐに危険な状況になります。
そのため、危ないと思ったらすぐ停まるように心がることも大事です。
狭い道を運転するコツがこちらです・・・
・対向車とのすれ違いは、時間をかけてでも慎重に行う
・常に、歩行者や自転車が飛びだしてくる意識をもって、いつでもすぐ停まれるようにしておく
狭い道を運転するうえで、こちらの3つはとても大事になります。
3つのどれかの意識が欠けるだけでも、すぐに危険な状態がやってきますので、常に3つとも心において運転するようにしましょう。
1つずつ、詳しい説明をしていきます。
「正しい徐行の意味」と「正しい停止線での停まる位置」、「狭い道での対向車とのすれ違いで気をつけること」についての記事も、よろしければご覧ください。
とにかく、速度を制限速度内で走行する
狭い道では、制限速度を守ることは必須になります。
狭い道では、だいたい制限速度が20キロか30キロに設定されているので、制限速度より遅い速度で走行しましょう。
というのも、制限速度は自分たちが安全に走行できる速度で設定されているため、制限速度に従って走行するだけでも、安定感はだいぶ増すのです。
狭い道でも区間によって、制限速度が変わる場所があります。
標識や標示を常にみるように心がけましょう。
制限速度を越える運転は、周りの交通の方に危ない思いをさせるうえに、前に車がいた場合、前の車をあおることにもなり、とてもよろしくない運転になってしまうので、しないように気をつけましょう。
必要があれば、制限速度からかなり速度を落とした運転も必要です。
ご自身が思っているよりも、車は速度がでやすいので、必要以上に速度を落とす意識をもつことも、大事になります。
・狭い道でも区間によって、制限速度が変わる場所があります。標識や標示を常にみるように心がけましょう。
・ご自身が思っているよりも、車は速度がでやすいので、必要以上に速度を落とす意識をもつことも、大事になります。
対向車とのすれ違いは、時間をかけてでも慎重に行う
狭い道で、気力と労力を大量に使うのが、対向車とのすれ違いです。
対向車とのすれ違いは、どの位置でどのように車を動かすかを状況的に考えなければいけません。
道の幅や障害物や突起物などのある位置などで、判断して、安全にすれ違える位置を探すことになりますが、その際は時間をかけてもよろしいので、慎重に行うようにしましょう。
ここで、一番よろしくないのが焦ったり慌てたりして対向車や障害物などに衝突してしまうことです。
車を動かさなければ、こちらから衝突することはないので、停車した状態で落ちついて、すれ違う方法を考えるのがベストです。
初心者の方や運転に慣れていない方は、狭い道で対向車がきたら、とりあえず何も考えないで、停止するのもいい方法です。
なるべく、対向車との距離がある段階で停止した方が、選択肢が広がるからです。
ご自身で、どうやってすれ違えばいいかわからないときは、いっそうのこと、対向車の方の指示にしたがいうのがよろしいです。
狭い道を走行している方は、その道に詳しい方が多いので、すれ違いの技術やすれ違える場所などにも詳しいことが多いです。
また、意外と優しくアドバイスしてくださりますので、困ったら遠慮なく対向車の方に相談するようにしましょう。
・初心者の方や運転に慣れていない方は、狭い道で対向車がきたら、とりあえず何も考えないで、停止するのもいい方法です。
・ご自身で、どうやってすれ違えばいいかわからないときは、いっそうのこと、対向車の方の指示にしたがいうのがよろしいです。
常に、歩行者や自転車が飛びだしてくる意識をもって、いつでもすぐ停まれるようにしておく
狭い道では、急に思いもよらないことが起きて、しかも瞬時に判断と操作をしなければいけません。
特に多いのが、歩行者や自転車の急な飛びだしになります。
なので、常に歩行者や自転車が飛びだしてくるのをかまえている必要があります。
それには、すぐに停まる速度で走行することと、いつでもブレーキを踏める準備をしていることが大事です。
最近は、歩行者や自転車の動きがさらに読みづらくなっていることを、自分も運転していて実感しています。
これに対応するには、いわゆる「かもしれない運転」をより強く実行していくしかありません。
少しでも、歩行者や自転車が危ない動きや怪しい行動をしたら、徐行するかできれば一時停止をして、しばらく行様子をみるのもありです。
あとは、歩行者や自転車の横をすり抜けるときは、なるべく距離をあけて、歩行者や自転車からこちらの車にぶつかってこないようにするのも、必要です。
歩行者や自転車の横をすり抜ける際も、速度は最大限落として慎重にすり抜けるように心がけていきましょう。
・少しでも、歩行者や自転車が危ない動きや怪しい行動をしたら、徐行するかできれば一時停止をして、しばらく行様子をみるのもありです。
・歩行者や自転車の横をすり抜ける際も、速度は最大限落として慎重にすり抜けるように心がけていきましょう。
さいごに
狭い道の運転は、運転手の腕が試されるところでもあります。
運転が上手かどうかもありますが、それより大事なのは、どれくらい安全の意識をもって運転しているかになります。
いくら、運転がうまくても狭い道でかっとばして対向車や歩行者、自転車をまったく気にしないのは、非常に危ないですし、マナーやモラルのなさすぎる、最低な運転手です。
逆に、いくら狭い道の運転に慣れていなくて苦手でも、今回紹介したコツを意識して運転して頂ければ、安全意識としては十分ですので、ご自身だけでなく、周りの方も安心して、道路を通行することができます。
そして、安全意識をしっかりもって運転し続けてていれば、いつのまにか運転技術も身についてきますので、安全の信念をもって狭い道でも運転をするようにしましょう。
あらためて、狭い道での運転のコツのおさらいです・・・
・対向車とのすれ違いは、時間をかけてでも慎重に行う
・常に、歩行者や自転車が飛びだしてくる意識をもって、いつでもすぐ停まれるようにしておく
どれも狭い道を運転するのには大事なことになりますので、しっかり覚えて、実際の運転でも役立て頂いて、運転技術を磨いて頂ければと思います。
自分からも、運転の知識を深める情報や運転技術を向上させる方法を、記事を通して発信していきますので、ぜひよろしくおねがいします。
こちらの記事も、よろしければご覧ください。
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